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ソラン、有価証券管理システム用PaaS環境「smartX プラットフォームサービス」を提供
ソラン、XNETユーザ向けに有価証券管理システム用PaaS環境
「smartX プラットフォームサービス」を提供開始
ITホールディングスグループのソラン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:千年 正樹、以下「ソラン」)は株式会社エックスネット(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木 邦生、以下「XNET」)が提供している資産運用会社向け有価証券管理システム用のPaaS(※1)環境「smartX プラットフォームサービス」を2010年10月より提供開始します。
ソランは、XNETが開発したアプリケーションを運用するための環境をFISC(※2)準拠の強固な自社センター内の仮想プラットフォーム上に構築し、PaaSとして提供します。
■経緯と背景
ソランは、1991年XNET社のサービス開始当初より、アプリケーションの開発やテストを担当しております。現在まで、XNETユーザ向けに、XNET用のインフラ構築、アプリケーション設計、バッチジョブ作成・修正等業務運用管理、DBチューニング、データセンター(ハウジング/ホスティング)、サーバ監視・運行管理などの支援サービスを提供しております。
また、2004年からはXNET用の接続サービス(SORUN−XNETネットワーク)の提供を開始し、200社程度の資産運用会社やデータ配信ベンダーにご導入いただいております。
これらユーザへのリサーチの結果、XNET用クラウド環境のニーズが非常に高いことから、今回の「smartX プラットフォームサービス」をXNETユーザ向けに提供するにいたりました。
■サービスの特徴
「smartX プラットフォームサービス」は、サービスを提供するソランのセンターと利用者であるユーザ事務所との接続にXNET専用VPN接続サービス「SORUN−XNET ネットワーク」を使用します。
これにより、高速、安全な環境を安価で提供すると同時に、システムの利用に必要なネットワーク/サーバ環境をシームレスに提供することを可能としました。また、仮想化および冗長化用のプラットフォームとして日本ストラタステクノロジー株式会社(本社:東京千代田区、代表取締役社長 兼 アジアパシフィック プレジデント:飯田 晴祥)のStratus(R) Avance(TM)ソフトウェアを採用し、高い可用性とパフォーマンスを1論理区画(※3)当たり月額50,000円からという低価格で実現しています。
一方、ユーザは「smartX プラットフォームサービス」の導入により安価な月額料金のみでXNET用の環境を短納期で利用することができます。また、プラットフォームからファイアウォールやネットワークまで二重化された環境を標準サービスとしているため、本番環境はもとよりBCP環境やテスト/開発環境にも幅広くご利用いただけます。これまで自社で環境構築/運用されていたユーザはシステム環境の運用管理業務から解放され、新規導入および基盤更改時の初期コストを抑制することが可能です。
■売上目標
2012年度まで 累計1億2千万円
※1:Platform as a Serviceの略。アプリケーションを稼動させるためのプラットフォーム(インフラ、OS、DBMS、ユーザーインターフェースなど)を、ネットワーク経由で「サービス」として提供し、月額使用料などの形で収入を得る事業モデル。
※2:The Center for Financial Industry Information Systems(財団法人金融情報システムセンター)
※3:1論理区画はCPU:1、メモリ:2GB、HDD:100GB相当
<ご利用イメージ>
*添付の関連資料を参照