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三井造船、米国向け化学プラントの基本設計業務を受注
米国向け化学プラントの基本設計業務を受注
-Sasol North America, Inc.の低密度ポリエチレン製造設備-
三井造船株式会社(社長:加藤 泰彦)は、Sasol North America, Inc. (米Sasol) が米国ルイジアナ州レイクチャールズに建設を予定する石油化学コンプレックス向けの低密度ポリエチレン(LDPE)製造設備の基本設計業務(FEED)を受注しました。
米Sasolは、ルイジアナ州レイクチャールズに世界最大規模のエチレンプラントと誘導品プラントを計画しており、本LDPEプラントは、ExxonMobil Chemical Technology Licensing のプロセスが採用されております。当社は、ExxonMobil Chemical Technology LicensingのLDPE案件の実績を多数有しており、その実績と技術力が評価されたものと考えております。今回当社が設計を実施する計画は、年産能力42万トンのLDPEプラントを建設するものであり、本基本設計業務は、2013年11月の完了を予定しております。
昨今のシェールガス開発に端を発する北米石油化学プラントの建設投資動向が注目を集めており、本件は昨年12月のKuraray America Inc.向けポバール樹脂生産設備新設に次ぐシェールガス開発関連の案件受注となります。
三井造船は、1980年代半ばより北米における石油化学プラントの建設実績を有しており、今後も同地域での受注活動を積極的に展開していきます。