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日本水産、独連結子会社「ロヒタム社」の株式を投資グループに譲渡
ドイツ・Leuchtturm Beteiligungs社の株式譲渡について
日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 細見 典男)は、連結子会社であるLeuchtturm Beteiligungs−und Holding Germany AG(本社:ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州、以下「ロヒタム社」という)の株式をPacific Andes International Holdings Limited(以下「PA社」という)を中心とする投資グループに譲渡することとなりましたので、お知らせします。
ロヒタム社は、子会社であるThe Seafood Traders GmbH(以下「TST社」という)の北ドイツにある工場で製造した水産冷凍食品を、主にドイツ市場向けに販売しています。当社は、平成24年1月に現地のパートナーであるBeacon Holding GmbH社(以下「B社」という)と共同でロヒタム社へ出資しましたが、TST社の新設生産ラインの立ち上げ時損失に加え、価格競争の激化など事業環境の悪化もあり、当初の計画を超える損失が続いたため対応策を検討していました。
最終的に、当社グループの財務健全化を優先すべきという判断から、欧州を拠点に水産加工品・水産冷凍食品事業を展開するPicken Pack社の親会社であるPA社と交渉を進め、PA社を中心とする投資グループへB社保有分を含むロヒタム社全株式を譲渡することとなりました。
なお、現時点では本件株式譲渡による平成25年5月15日公表の平成26年3月期業績見通しの変更はありません。
*本件株式譲渡はドイツ競争法当局の承認を得たのち実行されます。
以上