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日本チェーンストア協会、4月の販売概況を発表
平成25年4月度・チェーンストア販売概況
★全体の概況
※会員企業数 57社/店舗数 7,973店
※総販売額 1兆259億円 (店舗調整前)100.3% (店舗調整後)98.1%
<部門別の概況>
・食料品 6,339億円 (店舗調整前)102.3% (店舗調整後) 99.6%
・衣料品 1,004億円 (店舗調整前) 91.6% (店舗調整後) 91.2%
・住関品 2,233億円 (店舗調整前)100.1% (店舗調整後) 97.9%
・サービス 32億円 (店舗調整前) 90.1% (店舗調整後) 90.1%
・その他 649億円 (店舗調整前) 96.7% (店舗調整後) 96.5%
平成25年4月度は、農産品が相場安の影響により不振だったことや、気温が低めに推移したことから飲料等の季節商品が苦戦した。また、衣料品も天候不順の影響を受け、春物、初夏物が苦戦したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、2ヶ月ぶりにマイナスとなった。
★商品別の動き
<食料品>
●農産品
農産品は、青果はカット野菜が好調だが、相場安の影響もありキャベツ、白菜、じゃがいも、たまねぎなどが苦戦した。果物は、キーウィフルーツ、柑橘類が好調だったが、りんご、イチゴ、バナナなどが不調だった。
●畜産品
畜産品は、和牛、国産牛、豚肉は好調だが、鶏肉は苦戦。ハム・ソーセージ、鶏卵も不調に終わった。
●水産品
水産品は、まぐろ、ぶり、たこやちりめんが好調だったが、不漁により生鮮魚類やさわら、うなぎ、魚卵などが不調だった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜では、揚げ物などが好調だったが、中華、焼き物は不調だった。要冷惣菜では、和・洋惣菜ともに不調、寿司、米飯は好調だった。
●その他食品
その他食品は、米、乳酸飲料、和・洋風菓子は好調だったが、飲料、アイスクリーム、乾麺は不調だった。
<衣料品>
●紳士衣料
紳士衣料は、ビジネススーツ、ジャケット・ブルゾン、スラックス、長袖ポロシャツが好調だったが、カッターシャツ、長袖Tシャツ、カジュアルパンツは不調だった。
●婦人衣料
婦人衣料は、入園・入学需要のスーツやカットソーは好調だったが、ブラウス・シャツ、パンツ・スカート、ジーンズが不調だった。
●その他衣料・洋品
その他衣料は、ベビー用品は好調だったが、紳士・婦人・子供肌着、ホームウェア、バック類は不調だった。
<住関品>
●日用雑貨品
日用雑貨品は、ペーパー類、フライパン、ステンレスボトル、テレビゲームは好調だったが、入学関連商品、男児キャラクター玩具は振るわなかった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、液体洗濯洗剤、柔軟剤、マスク、カウンセリング化粧品、ヘアケア、ヘアメイクは好調だったが、防虫剤、ボディケア、フェイスケア、フェイスメイクは不調だった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、敷布団、整理収納ボックス、衣装ケースが好調だったが、敷パッド、カーテン、カーペット、インテリア小物は不調だった。
●家電製品
家電製品は、エアコン、冷蔵庫、掃除機、照明器具は好調だったが、テレビ、ブルーレイレコーダーは不調だった。
●その他商品
その他商品は、スポーツシューズ、電動自転車が好調だったが、スポーツバッグは不調だった。
<サービス・その他>
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.3%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成25年4月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp