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GSユアサ、ベトナムで二輪車用鉛蓄電池生産能力を増強
GSユアサ、ベトナム子会社の二輪車用鉛蓄電池生産能力を増強
株式会社GSユアサ(本社:京都市南区、社長:依田誠)のベトナム国の連結子会社ジーエスバッテリーベトナム社(本社:ベトナム国ビンズン省、以下GSV社)は、ビンズン省の本社工場があるベトナム・シンガポール工業団地(以下VSIP)内に新たに二輪車用鉛蓄電池の組立工場用地を確保し、二輪車用鉛蓄電池の生産能力を倍増することを決定いたしました。
2011年以降、ベトナム国の経済成長は鈍化しており、2013年においても同様の傾向が継続しています。一方で、二輪車の普及は衰えることなく、特に取り換え用電池を販売する補修市場は経済鈍化の影響を受けにくい安定した市場として成長を続けております。
GSV社は過去からの新車メーカーへの供給に加え、VRLA形(制御弁式)鉛蓄電池(※)を補修市場へ積極的に投入し、高品質、高級なブランドとして市場に浸透させてまいりました。2010年からはVRLA形鉛蓄電池の販売を飛躍的に伸ばし、ベトナム国内における2012年の二輪車用鉛蓄電池の販売数量は580万個、ベトナム国内シェアは60%に達しております。
2013年以降も二輪車用鉛蓄電池の補修市場における販売個数は着実に増加が見込まれております。GSV社は早急に増産体制を整えるため、2013年4月に400万ドルを投資し、VSIP内に約2万m2の土地と約7500m2の建屋を購入し、現在土地使用権の譲渡手続きを行っております。2013年内の稼働を目指し、二輪車用鉛蓄電池の生産能力を現状の約600万個から2017年までに約1300万個まで順次増強していく計画です。また、増産に伴う設備投資額は2017年までに総額15億円程度を予定しています。
※VRLA形(制御弁式)鉛蓄電池
充電時に発生する酸素ガスをマイナス極に吸収し電解液に還元する機能を有した電池。密閉型でガス吸収構造のため、寿命まで液面の点検や補水が不要となる。
【ジーエスバッテリーベトナム社の概要】
1.社名:GS Battery Vietnam Co.,Ltd.
2.設立:1997年5月12日
3.所在地
本社工場:ビンズン省トアンアン町ベトナムシンガポール工業団地内
第二工場:ドンナイ省トンニャット地区ホーナイ3工業団地
4.資本金:969億ベトナムドン
5.出資者および出資比率:
GSユアサグループ 77.50%
三菱商事 22.50%
6.事業内容:自動車および二輪車用鉛蓄電池の製造・販売
*外観写真は添付の関連資料を参照
[この件に関するお客様からのお問い合わせ先]
株式会社GSユアサ 国際事業部 推進本部 事業推進部 業務グループ
TEL 03−5402−5713