セコム、ＩＣカード乗車券「Ｓｕｉｃａ」に対応した入退室管理システムを販売

ＪＲ東日本のＳｕｉｃａカードに対応した入退室管理システム
「Ｓｕｉｃａ対応入退室管理システム」を販売開始



　セコム株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：前田修司）（以下セコム）は、入退室管理システムの新たなラインアップとして、東日本旅客鉄道株式会社のＩＣカード乗車券（Ｓｕｉｃａ）に対応したシステムを、１２月２４日から販売開始します。
　昨今、個人情報保護、情報漏えいの防止の対策として、厳格な入退室管理のニーズが高まっています。セコムはこのようなニーズに応えるため、企業規模、規制レベル、防犯機能など、お客様のご要望に合わせた最適な入退室管理システムの提供を行っています。
　現在、交通事業者での相互利用などでのＩＣカード乗車券が世の中に広く普及し、電子マネー機能の利用やクレジットカード一体型など１枚のカードで多彩に利用できるカードへと変化しています。
　オフィスビルなどの大中規模ビルにおいても厳格な入退室管理として、ＩＣカード所持が義務付けられる状況にあります。セコムではすでに、セコムワイヤレスＩＣカード、マイフェア（ＭＩＦＡＲＥ）、エルワイズ（ｅＬＷＩＳＥ）、フェリカ（ＦｅｌｉＣａ）といったＩＣカードに対応できる入退室管理システムの販売を開始しておりましたが、公共交通機関を利用する多くの方々がすでに所有しているＳｕｉｃａをセキュリティシステムの入退室管理用カードとして使用したいというニーズが高まっていました。
　そこで、セコムは、Ｓｕｉｃａ専用の入退室管理システムを新たなラインアップとして取り揃えることにいたしました。
　すでに広く普及しているＳｕｉｃａを入退室管理という日常に密着したシステムと融合させることで、社会生活の利便性向上にさらなる貢献をすることが期待されます。


■「Ｓｕｉｃａ対応入退室管理システム」の特長
　Ｓｕｉｃａに対応した専用のセキュリティシステム「Ｓｕｉｃａ対応入退室管理システム」は次のような特長を備えています。

　（１）お客様がすでにお持ちのＳｕｉｃａで入退室管理が可能
　　　入退室管理用のＩＣカードを新規に導入いただくことなく、現在お持ちのＳｕｉｃａを利用できるため、オフィスや施設へのセキュリティシステムの導入もスムーズに行うことができます。

　（２）セキュリティのセット／解除を１枚のカードで操作
　　　侵入をはじめ、火災・非常通報・設備異常をオンラインで監視でき、これらのセキュリティのセット／解除をＳｕｉｃａで操作することができます。また、異常発生時には、セコムの緊急対処員が緊急対処に駆けつけます。
　　　さらに、保守契約内容にもとづき、設備異常を２４時間３６５日監視するほか、迅速な保守対応も可能。

　（３）入退室を一元管理
　　　入退室履歴の確認をはじめ、カード所有者ごとに、入室可能エリアの設定や入室可能時間の設定をお客様にて管理することができます。お客様のニーズに合わせて柔軟な入退室管理を実現できます。



※Ｓｕｉｃａは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※ＪＲ東日本　Ｓｕｉｃａ　利用承認第６１号
※当該承認は、東日本旅客鉄道株式会社が本商品・サービスの内容・品質を保証するものではありません。
※東日本旅客鉄道株式会社の都合により、予告なくＳｕｉｃａカードが交換されることがあります。