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シード・プランニング、3Dプロジェクションマッピングの市場動向に関する調査結果を発表
3Dプロジェクションマッピングの市場動向
◆屋外の大規模3Dプロジェクションマッピングは、NHKエンタープライズとタケナカがその多くを手掛けている。
◆プロジェクター(*)は、クリスティ・デジタル・システムズ、バルコ、パナソニックの3社が供給。国内シェアは、クリスティ、バルコ、パナソニックの順。
◆2015年の国内市場規模は、3,250億円と予測。内、プロジェクターは240億円。
(*)2万ルーメン以上の高輝度DLPプロジェクター。デジタルシネマ用は除く。
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、3Dプロジェクションマッピングに関する調査を実施し、このほど、その結果をまとめました。
「3Dプロジェクションマッピング」は、映像やCG等を実際の建物や家具など凹凸のある面に高輝度プロジェクター等使って投影する手法です。
国内では2011年頃から注目され、特に2012年の後半に、3Dプロジェクションマッピングによる東京駅の丸の内駅舎の復原完成記念イベント「トウキョウステーションビジョン」は大変話題になりました。
3Dプロジェクションマッピングは、集客力が見込まれる「屋外型」と、演劇、コンサート、ライブ、サーカスなどのパフォーマンスの演出のひとつとしての「屋内型」に分かれます。
「屋外型」には3Dプロジェクション用DPLプロジェクターの20,000ルーメン以上の製品が使われ、この製品を販売しているのは3社です。一方、屋外よりパフォ−マンス環境が良い「屋内型」は100ルーメン以上で可能で、メーカーも20社近くあります。
本調査は、3Dプロジェクションマッピングの主要関連企業にヒアリングを行うとともに、開催事例を分析(主催企業、開催年月、集客数、開催費用等)し、製品動向、イベント実施動向、市場動向などをまとめました。
なお、本調査結果の詳細は、調査研究レポート「2013 3Dプロジェクションマッピングのビジネス展開と市場動向」(価格:147,000円:税込、2013年57日発刊)として販売しております。
調査結果のポイントは以下の通りです
※以下、調査結果のポイントなどは添付の関連資料を参照
【調査概要】
■調査対象
<取材企業>
・主要プロジェクターメーカー
クリスティ・デジタル・システムズ日本支社、パナソニック、バルコ
・3Dプロジェクション・イベント事業者
NHKエンタープライズ、タケナカ、エスシーアライアンス
・コンテンツ制作事業者
SUPEREYE、イノセクト・マイクロエージェンシー
・コンサルタント、業界団体
アンビエントメディア、3Dプロジェクションマッピングアジア、Project yoshi、プロジェクションマッピング協会
以上12社
<主要イベント事例>
イルミナイト万博 X"mas、ティップ.クロス TOKYO 新宿、東京スカイツリープロジェクションマッピング、ハードロックカフェ東京・六本木店、東京ステーションビジョン「TOKYO STATION VISION」、「イルミナイト万博 X"mas」2012、東京ミチテラス「東京光ビジョン」、除夜の鐘プロジェクションマッピング、KDDI au きゃりーぱみゅぱみゅCM、テレビ60年どーもくんセレブレーション、劇団・風琴工房20周年記念公演「国語の時間」、鶴ヶ城プロジェクションマッピング「はるか」、飯能駅3Dプロジェクションマッピング、ユニクロUTストア渋谷駅跡「UT POP−UP!TYO」会場
以上14事例
■調査方法
直接訪問取材及び電話取材/オープンデータ調査
■調査期間
2013年2月10日〜2013年5月10日