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東京海上日動火災、金融商品で初めて自動車保険4商品が「エコマーク」認定を取得
金融商品初「自動車保険・エコマーク」認定の取得について
東京海上日動火災保険株式会社(社長 隅 修三 以下「当社」)は、本日、財団法人日本環境協会から、金融商品として初となる「自動車保険・エコマーク」認定を取得しました。
当社は、国内の事業活動におけるカーボンニュートラルを実現するなど、保険事業を通じた環境への配慮を継続するとともに、当社の契約者が参加可能な地球環境保護の取組みである「Green Gift」プロジェクトを展開しています。今後も「エコマーク」認定を取得した商品の普及を通じて、地球環境保護に貢献するサービスをより広く社会に提供していきます。
1.「エコマーク」について
エコマーク事業は、財団法人日本環境協会がISO14020・ISO14024に基づき、1989年から実施している事業で、商品・サービスのライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認めた商品に「エコマーク」(環境ラベル)を付与する事業です。
同協会のエコマーク事務局は、2010年11月に「エコマーク」の新しい商品類型となる「自動車保険」の基準を制定し、この度当社商品が認定されました。 http://www.ecomark.jp/
※参考画像は、添付の関連資料を参照
2.「エコマーク」認定対象商品
財団法人日本環境協会から、金融商品として初めて「エコマーク」の認定を受けたのは、現在当社が販売している以下の自動車保険4商品(カッコ内は認定番号)です。
・トータルアシスト自動車保険(10 147 001)
・TAP(10 147 002)
・トータルアシスト超保険(10 147 003)
・フリート事故削減アシスト特約(10 147 004)
*商品内容の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/auto/total-assist/index.html
3.「エコマーク」認定のポイント
当社の自動車保険が「エコマーク」認定を受けるにあたり、主に評価されたポイントは、以下の取組みです。
(1)事故削減による環境負荷削減
ホームページ等を通じてエコ安全ドライブ、事故削減に関する情報等を提供している他、法人のお客様向けに「フリート事故削減アシスト特約」による環境負荷削減を支援しています。
(2)事故時における環境負荷削減
事故によって自動車の修理を要する場合、リサイクル部品の使用を提案し、資源・エネルギーを節約しています。
(3)契約者の環境配慮行動を促した取組み
CO2の排出量が少なく、地球に優しい自動車の普及促進を目的として、「ハイブリッド車」「電気自動車」「圧縮天然ガス自動車」を対象に保険料を割り引く、「Eco割引」を採用しています。
また、「ご契約のしおり(約款)」を冊子(紙)の受領ではなく、ホームページによる閲覧(「Web約款」)を選択いただいたお客様を対象に、当社が地球環境保護を目的に取り組んでいるマングローブ植林プロジェクト(*)へ参加いただくサービスを提供しています(「Green Gift」プロジェクト)。
(*)新たに「Web約款」を選択いただいたご契約1件につき、マングローブ2本分の植林に相当する金額を当社から現地NGO等に寄付します。
(4)保険会社における環境負荷削減の取組み
2010年11月末時点で、約668万件の自動車保険のご契約で「Web約款」を選択いただきました。この取組みを通じ、年間約1,340トンの紙資源を節約しました。
地球環境保護を経営理念の一つに掲げている当社にとって、「エコマーク」認定の取得は経営理念の実現に向けた大きな成果の一つであると考えています。
当社では、地球環境保護が現代に生きるすべての人、すべての企業にとって重要な責務であるとの認識に立ち、今後も企業活動のあらゆる分野で、全社員が地球環境との調和、環境の改善に向けて行動し、持続的な発展が可能な社会の実現に向けて取組んでいきます。
以上