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鹿島、栃木県那須町のゴルフ場で大規模太陽光発電事業に着手

2013-05-14

栃木県那須町で大規模太陽光発電事業が着工
自社運営ゴルフ場「那須ちふり湖カントリークラブ」の隣接所有地を有効活用


 鹿島(社長:中村満義)は、このほど再生可能エネルギー事業への取組みの一環として、栃木県那須郡那須町において大規模太陽光発電の建設に着手しました。
 本事業は、当社が保有・運営するゴルフ場「那須ちふり湖カントリークラブ」に隣接する当社所有地の有効利用として実施するもので、昨年7月に施行された再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用して発電全量を東京電力に売電いたします。
 当社はこれまで、さまざまなエネルギー分野における施工実績を有しておりますが、太陽光発電事業による売電は初となります。
 計画では、敷地利用面積約3haに最大出力約2MWの設備を設置し、年間発電量は約200万kWh(一般家庭約550世帯分)を想定しています。出力2MW未満での太陽光発電事業は、高圧電線(近接の電線)に直接接続することができ、特別高圧電線への連系にかかる設備投資等が不要なため経済性が高いとされています。
 なお、太陽電池モジュールはネクストエナジー・アンド・リソース株式会社製品を採用し、またO&M(運営・維持管理)は、当社関連会社の鹿島建物総合管理株式会社およびネクストエナジー・アンド・リソース株式会社が実施する予定です。


 ※参考画像は添付の関連資料を参照


<今後の展開>
 当社は、1990年代より多数の太陽光発電工事の実績を重ねる一方、2009年度からは建設現場の仮設事務所屋上等に太陽光発電パネルを取り付け、発生した電力を事務所での使用電力の一部に充当することでCO2を削減する「鹿島“現場deソーラー”プロジェクト」を多くの現場で展開してきました。これにより太陽光パネルの耐久性評価や不具合への対処法など、事業面でのノウハウも蓄積してきました。

 今後は、こうした取組みに加え、本事業において得られた知見や経験を活かし、顧客が保有する遊休地等を太陽光発電事業に活用するための提案を積極的に行っていく予定です。
 具体的には、事業計画段階での電力会社との系統連系協議などのノウハウ、設計・施工段階では、計画地の地形状況に合わせた発電量予測シミュレーションに基づく太陽電池の最適配置とモジュールの選定方法、および風洞実験の実証データに基づく信頼性とローコストを両立した独自の基礎・架台の検討で、さらに、太陽電池モジュールの故障診断や発電状況のモニタリングを遠隔で行うことができる新たな監視システムを構築し、運用段階におけるノウハウの蓄積を継続的に行っていきます。


<事業概要>
 事業主・施工者:鹿島建設株式会社
 事業名称:那須ちふり太陽光発電事業
 実施場所:栃木県那須郡那須町大字豊原乙字大畑
 利用面積:約3ha
 発電出力:約2.0MW
 着工時期:2013年4月
 発電開始時期:2013年内(予定)

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