JCB、インドネシア大手国営銀行の「バンク・ヌガラ・インドネシア」と提携

JCB、インドネシア大手国営銀行のバンク・ヌガラ・インドネシアと提携
〜アジアでのJCBブランド会員基盤、加盟店網をさらに増強〜


　日本発唯一の国際クレジットカードブランド運営主体である株式会社ジェーシービー（本社：東京都港区、代表取締役兼執行役員社長：川西　孝雄）の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル（本社：東京都港区、代表取締役社長：三宮　維光）は、インドネシアにて業務を行う子会社、PT．JCB　International　Indonesia（本社：インドネシアジャカルタ特別州、取締役社長：門脇　裕一郎）（以下、総称して「JCB」）を主体者として、本日２０１３年５月７日（火）、インドネシアの大手国営商業銀行であるバンク・ヌガラ・インドネシア（Bank　Negara　Indonesia、以下：BNI）と、JCBカードの発行業務および加盟店業務について提携しました。
　２０１３年１０月よりBNIは、同行と契約のある加盟店約４万店にて順次JCBカードの取り扱いを開始し、同年１２月までに、経済成長により拡大中の富裕層を対象としたプラチナ券種のJCBカード発行を開始する予定です。

　BNIは、１９４６年にインドネシア政府が設立した同国初の銀行で、全国に約１，６００の支店と約８，０００台のATMネットワークを展開しています。クレジットカード市場においても、発行枚数が約１７０万枚、加盟店数が約４万店と、国内最大手のひとつです。今回の提携は、豊富な人口や経済成長により、今後、カード市場が大きく拡大する潜在性が高いインドネシアで、BNIの広範かつ強固なネットワークを通じて会員数と加盟店数を増強したいJCBと、多様化する顧客ニーズやライフスタイルに対応し、サービスを拡充したいBNIの思いが一致し実現しました。なお、JCBにとってBNIは、インドネシアにおける初の国営銀行のパートナーとなります。

　JCBは、１９８３年にインドネシア大手銀行のバンク・セントラル・アジア（Bank　Central　Asia、以下：BCA）と、１９９９年にバンク・インターナショナル・インドネシア（Bank　Internasional　Indonesia、以下：BII）とJCBカードの加盟店業務について提携し、加盟店網の拡大に取り組んでいます。現地消費者向けのカード発行については、１９９６年にBCA、１９９９年にはBIIがJCBカードの発行を開始しました。２０１２年６月からは、BIIを通じてインドネシアではJCB初となるプラチナクレジットカードを発行しています。

　なお、JCBは１９９４年にジャカルタに駐在員事務所を開設し、２０１１年１月には現地法人（PT．JCB　International　Indonesia）を設立しました（同年７月より活動開始）。

　今後もJCBは、世界の銀行や金融機関との提携を拡大し、アジアを中心としたJCBブランド会員基盤の増強や、全世界での加盟店網の拡大に努めてまいります。

以上