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三菱レイヨンとダイセル、アセテート・トウ製造の「富山フィルタートウ」を合弁化

2013-05-09

富山フィルタートウ株式会社の合弁化のお知らせ


 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智 仁、以下:三菱レイヨン社)と株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、社長:札場 操、以下:ダイセル社)は、たばこフィルター用のアセテート・トウを製造する合弁会社の設立に関する確定契約を2012年8月に締結しましたが、この度、各国の独占禁止法当局による企業結合審査が終了し、三菱レイヨン社が2012年10月に分社設立した富山フィルタートウ株式会社(アセテート・トウ製造会社)を、2013年5月1日付けで両社の合弁会社としましたのでお知らせします。

1.合弁化の背景
 世界のたばこ需要は、アジア、アフリカ、東欧などの新興国を中心に伸張しています。
この拡大するたばこ市場へ対応するため、両社はたばこフィルター用のアセテート・トウを製造する合弁会社を設立して、国際的に競争力の高い生産体制を構築することを目指します。
 三菱レイヨン社は、アセテート・トウについてのダイセル社との協力関係を深めることで事業の安定化を図る一方、地球環境に優しくファッション性の高いアセテート・フィラメントでも市場の拡大と深耕により収益向上を図り、アセテート繊維事業の強化を行います。
 一方、ダイセル社にとって、たばこフィルター用アセテート・トウ事業はコア事業のひとつであり、世界のアセテート・トウ需要の拡大を背景に、中期計画「3D−I」においても同事業の強化に取り組んでおり、今回の合弁化はその一環です。
 ダイセル社では、既存の事業場におけるアセテート・トウ製造設備の増強も2013年7月商業運転開始を目標に進めており、さらには中国における合弁会社の同製品の増強も実施して参ります。

2.合弁化の概要
(1)三菱レイヨン社が、富山フィルタートウ株式会社(以下:富山フィルタートウ社)の発行済み株式の35%をダイセル社に譲渡し、出資比率を三菱レイヨン社65%、ダイセル社35%とする。
(2)三菱レイヨン社およびダイセル社は、富山フィルタートウ社が製造する製品を引取り、それぞれが従来通り個別に販売活動を行う。
(3)ダイセル社は富山フィルタートウ社の事業遂行に必要な原料フレーク(酢酸セルロース)を供給する。

3.富山フィルタートウ株式会社の概要
 (1)本 店・工場所在地: 富山県富山市
 (2)設 立: 2012年10月1日(三菱レイヨン社より会社分割の方法で設立)
 (3)資本金: 50百万円 (三菱レイヨン社 65%、ダイセル社 35%)
 (4)従業員数: 約100名
 (5)代表者: 櫻井 良樹
 (6)目 的: たばこフィルター用アセテート・トウの製造


以上

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