ビーエスピー、帳票基盤ツール「BSP−RM」の最新バージョンを提供開始

帳票基盤ツール「BSP−RM」の最新バージョンを提供開始
日立の帳票ミドルウェア「uCosminexus　EUR　V９」との連携オプションを新たに搭載し、プログラミングレスで帳票カスタマイズのニーズに柔軟自在に対応


　IT　システム運用系パッケージ・ソフトウェアを開発・販売する株式会社ビーエスピー（本社：東京都港区、代表取締役社長：竹藤浩樹、以下BSP）は帳票基盤ツール「BSP−RM（ビーエスピー・アールエム）」を２０１３年４月３０日、新バージョン１．６．６　としてリリースします。本リリースにあたり、株式会社日立製作所（本社：東京都千代田区、執行役社長：中西宏明）の帳票ミドルウェアである「uCosminexus　EUR　V９」と連携する「BSP−RM／EUR　DRV　オプション」を新たに搭載しました。


１．帳票システムの利便性を大幅に向上
　企業で多用されている請求書や納品書などの帳票出力は、取引先毎にレイアウトや出力タイミングの変更が発生しやすく、その場合、ほとんどの帳票システムは業務アプリケーションへの変更が必要であるなど、帳票システムのランニングコスト増加や運用負荷増大の要因となっています。
　こうした課題に対応すべく「BSP−RM」は、帳票用途に応じた出力先プリンタの変更や電子ファイルへの変換、出力部数の変更などが発生しても、「BSP−RM」の設定だけで業務アプリケーションに手を加えずに対応できる利便性を備えています。
　さらに、「BSP−RM／EUR　DRV　オプション」により、「uCosminexus　EUR」の特長の１つであるプログラミングレス帳票カスタマイズ機能が利用可能となり、法改正や企業間、部門間の統廃合、ビジネスロジックの変化など、帳票レイアウトの変更が必要な場合でも、プログラミングレスで利用者の帳票ニーズへ対応でき、さらなる帳票活用の利便性向上が図れます。

２．多言語対応でお客様のグローバル展開をサポート
　情報の活用場面は日本国内にとどまらず海外へ拡大し、帳票システムにおいてもグローバル対応が求められています。こうした海外での帳票利用ニーズに対して「BSP−RM」、「uCosminexus　EUR　V９」共にUnicode（＊１）に対応しているため、日本語・中国語・英語のほかに、タイ語・ベトナム語・フランス語等の帳票にも対応し、お客様のグローバル展開をサポートします。
　＊１：Unicode：１９９３年に国際標準化機構（ISO）でISO／IEC　１０６４６の一部（UCS−２）として標準化され
た文字コード体系

３．企業の帳票出力業務の安定運用を強力に支援
　これまでのオンプレミス環境での大量帳票印刷業務に加え、利用者の多様化するニーズへの対応により帳票システムの処理負荷がますます高くなっていますが、帳票サーバに処理要求が集中した場合でも、「BSP−RM」による多重度制御と、「uCosminexus　EUR　V９」による流量制御により、サーバの負荷を一定に保つことで帳票サーバの障害を未然に防止し、システムの安定稼働の維持
に威力を発揮します。


【販売価格】
　「BSP−RM　for　Windows」基本ライセンス価格は、３８０万円（税抜）から
　「BSP−RM／EUR　DRVオプション」価格は、３０万円（税抜）から

■BSPの帳票基盤ツール「BSP−RM」の詳細はこちらから
　http://www.bsp.jp/products/rm/index.html

■日立製作所の帳票ミドルウェア「uCosminexus　EUR　V９」の詳細はこちらから
　http://www.hitachi.co.jp/soft/eur/


＜株式会社日立製作所からのエンドースメント＞
　日立製作所は、ビーエスピーの「BSP−RM／EUR　DRVオプション」の提供開始を心より歓迎します。日立製作所は、帳票作成から帳票システムの構築・運用までを総合的に支援する帳票システム構築支援ツール「uCosminexus　EUR」を、利用者ニーズに合わせて、ビジネスのさまざまな場面で帳票を活用いただけるように進化させてまいりました。今回の連携はその進化をさらに加速するものと確信しております。
　今後も、日立製作所は、株式会社ビーエスピーと緊密な協力関係を築くことで、付加価値の高い帳票ソリューションをお客さまに提供してまいります。

　株式会社日立製作所　情報・通信システム社　ITプラットフォーム事業本部
　開発統括本部ソフトウェア開発本部長　尾花学


＜株式会社日立ソリューションズからのエンドースメント＞
　日立ソリューションズは、ビーエスピーの「BSP−RM／EUR　DRVオプション」の提供開始を心より歓迎します。日立ソリューションズは、２０１０年８月より、帳票システムの提案、構築から保守まで、ワンストップで提供する「基幹系プリントソリューション」に、ビーエスピーの帳票ツールを加え、多くのお客様の、マルチベンダ対応、オープン環境への移行課題にお応えしてきました。今回の連携により、多様な帳票カスタマイズニーズ及び、グローバル対応を要件とするお客様への提案が可能となり、これまで以上にお客様の帳票活用シーンに貢献できると確信しております。

　株式会社日立ソリューションズ　プラットフォームソリューション事業本部
　プロダクトソリューション事業部長　坂上秀昭


　※記載の会社名、製品名は、それぞれ会社の商標または登録商標です。