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NTTファシリティーズ、東京都江東区に建設する研究開発拠点の計画概要を発表
NTTファシリティーズ研究開発拠点の建設計画について
昨年12月、創立20周年を迎えた株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長 筒井 清志、東京都港区、以下NTTファシリティーズ)は、次の20年の事業を支える研究開発を加速させるため、東京都江東区新大橋に新たな自社研究開発拠点「Innovative Open−Link LAB.」の建設計画を進めてまいりました。
本日(4月24日)、関係者出席のもと、工事着工に向けた安全祈願祭を無事執り行いました。
「Innovative Open−Link LAB.」(以下、本建物)の構築により、以下の効果を期待しています。
・本建物を研究開発材料とした新たな技術の創出
・実験環境を建物内に備えることによる研究開発活動の加速
・自社技術を本建物に盛り込むことで、開発者がユーザ視点で改善を促進
・新たに設けるコラボレーション空間にて外部技術の活用を推進
※完成イメージは添付の関連資料を参照
本建物は、以下に代表される環境技術を導入しており、建築物の環境性能総合評価指標であるCASBEE Sランク認証、及び、米国グリーンビルディング評議会(USGBC)のLEED認証 ゴールドの取得を予定しています。
・膜放射空調方式を含めた潜熱・顕熱分離型空調システム
・基礎杭からの地中熱やサーバー室の排熱を空調に積極的に利用する熱融通制御システム
・蓄電池設備を備えた停電時対応可能な太陽光発電システム
・ビル内の機器や電力使用を統合的に監視・制御する自社開発のBEMS(Building and Energy Management System、商品名:FITBEMS)
また、本計画は設計段階〜施工段階〜維持管理段階まで一気通貫のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)導入を行っており、実際の建物竣工に先駆けて本年6月末にはコンピューター上での仮想竣工を予定しています。
<NTTファシリティーズ研究開発新拠点計画概要>
1.所在地:
東京都江東区新大橋1−1−8(住居表示)
2.建物構造・規模:
鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)
地下1階、地上4階
延面積 4,341.59m2
3.建築主:
株式会社NTTファシリティーズ
4.設計・監理:
株式会社NTTファシリティーズ
5.施工:
本体:NTTファシリティーズ研究開発拠点新築計画共同企業体
(株式会社竹中工務店・共立建設株式会社)
電気設備:株式会社関電工
機械設備:日比谷総合設備株式会社
6.完成時期:
2014年4月(予定)