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ポルシェジャパン、パナメーラのプラグインハイブリッドとロングバージョンが中国でデビュー

2013-04-25

ポルシェAG社長兼CEOのマティアス・ミューラーが新世代のグランツーリスモを上海で発表
パナメーラのプラグインハイブリッドとロングバージョンが中国でデビュー



 日本.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)は、本日4月20日、中国の上海モーターショーのプレスデイにおいて、第2世代となるグランツーリスモのワールドプレミアを行います。

 アジア市場をリードするショーのひとつである上海モーターショーは、4月21日より一般公開となります。ポルシェのブースにおける最大のハイライトは、ラグジュアリークラスで世界初となるプラグインハイブリッド、ニュー パナメーラSeハイブリッドです。効率性、スポーツ性、快適性を模範的なほどインテリジェントに連携させたこのモデルと時を同じくしてデビューするのが、延長されたホイールベースを備える2つのラグジュアリーなエグゼクティブバージョンとパナメーラSおよびパナメーラ4Sのために新たに開発された3リッターV型6気筒ツインターボエンジンです。今回の新世代の投入により、パナメーラのモデルレンジは10車種にまで拡大され、スポーツ性から快適性までを幅広くカバーします。

 ポルシェAG社長兼CEOのマティアス・ミューラーは、次の点を強調しています。「ポルシェ パナメーラと中国は、いずれも類稀な成功を収めてきました。ちょうど4年前、私達は、ここ上海において初代パナメーラを全世界に公開しました。その舞台にあえてここを選んだのには理由がありました。私達のグランツーリスモが、この将来性あふれる市場にふさわしいモデルであることが明白に思えたからです。その考えは間違っていませんでした。2012年には、パナメーラの3台に1台が中国で販売されました」。中国はポルシェにとって世界で2番目に大きな市場となっています。

 パナメーラSeハイブリッドは、ポルシェがこの分野の先駆者として市場に投入したパラレル式フルハイブリッドシステムを体系的に発展させたもので、システム出力416PS(306kW)、0−100km/h加速タイム5.5秒、最高速度270km/hを誇るポルシェ生粋のグランツーリスモです。このモデル独自の魅力は、効率性の高さと、エレクトリックシステムのパワーだけでかなりの距離を走行できる能力にあります。パナメーラSeハイブリッドの燃料消費量は100kmあたり3.1リッター(NEDC:新ヨーロッパ走行サイクルに基づく)で、CO2排出量に換算すると71g/kmに相当します。パナメーラSeハイブリッドのエレクトリックシステムのみによる航続距離は、NEDCに基づくテストで36kmを記録しました。さらに、エレクトリックシステムのパワーだけで、135km/hという比類のない速度に達します。電気エネルギーは、9.4kWhの容量を備える新開発のリチウムイオンバッテリーに蓄えられます。バッテリーは、外部電源の種類によってはわずか数時間で完全に充電され、走行中もエネルギー回生機能によって再び充電されます。

 マティアス・ミューラーは、パナメーラにとって2度目となる今回のワールドプレミアにおいて、ホイールベースを15cm延長することでフロントシート背後のレッグスペースを拡大したパナメーラ4Sエグゼクティブとパナメーラ ターボ エグゼクティブを発表します。パナメーラのエグゼクティブモデルは極めて充実した装備を誇り、そのリアシートは傑出した快適性をもたらします。また、両モデルに装備される革新的なパナメーラエアサスペンションは、卓越した走行快適性とポルシェならではのハンドリング特性を両立させています。ラグジュアリーと快適性が、スポーティな走行性能とこれほど密接に結び付いたことは、未だかつてありませんでした。

 パフォーマンスと効率性の向上に向けたもうひとつのステップが、完全新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンです。このエンジンは、従来のV型8気筒エンジンに代わり、パナメーラSおよびパナメーラ4Sに搭載されます。進化の程は、エンジンの主要な数値にも表れており、先代モデルのV型8気筒エンジンと比べて最高出力が20PS、最大トルクが20N・m増大しているにもかかわらず、18%の燃費向上を実現しています。

 ニューパナメーラは、新世代のポルシェスポーツカーに共通したよりいっそう印象的なデザイン手法を採用することで、その並外れたポジショニングを際立たせています。特徴となっているのが、より引き締まったライン、より力強い輪郭、そして新デザインのボディパーツです。

 中国は、911、ボクスター、ケイマンの各シリーズへの関心も、ますます高まっています。この望ましい傾向をさらに強化するために、ポルシェはアジアにおけるモータースポーツ活動に力を入れていきます。これに関連して、マティアス・ミューラーはモーターショーの開幕前夜に2台のレーシングカーを披露しました。1台は、世界で最も成功したレーシングカーのひとつに数えられる歴史的な936スパイダー、もう1台は、史上最速の911となるニューポルシェ911RSRでした。ポルシェ911RSRは、今年の11月に開催される世界耐久選手権の上海6時間レースに出場する予定です。


 ※製品画像は添付の関連資料を参照


<本件に関する読者からのお問い合わせ先>
 ポルシェカスタマーケアセンター0120−846−911
 ポルシェホームページhttp://www.porsche.co.jp

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