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トヨタ、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が500万台を突破

2013-04-23

トヨタ自動車、
ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が500万台を突破


 トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が、本年3月末までに、512.5万台(※1)となり、500万台を突破したと発表した。(トヨタ調べ)

 トヨタは、環境への対応を経営の最重要課題の1つと位置付け、「エコカーは普及してこそ環境への貢献」との考えのもと、これまでハイブリッド車の普及に取り組んできた。1997年8月に日本でコースターハイブリッドEVを発売、同年12月には、世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売して以来、多くのお客様に支えられ、累計販売500万台を達成した。

 初代プリウス開発責任者である、内山田竹志 取締役副会長は、「初代プリウスは『21世紀のクルマ』を目指し、環境問題解決に向け、トヨタの答えを示そうと開発した。ハイブリッドシステムの開発は、ゼロからの出発で困難を極めたが、『21世紀に必ず必要になる技術』との強い思いでチャレンジした。初代プリウスを発売すると、予想以上の反響に、お客様の環境への意識の高さ、ハイブリッド車への期待の高さを実感。当時のお客様のご理解が、今日のハイブリッド車普及の礎であり、その後に続くトヨタハイブリッド車もお客様に育てていただいた。心から感謝申し上げたい」と語った。

 2013年4月現在、トヨタは、ハイブリッド乗用車19モデル、プラグインハイブリッド車1モデルを、合わせて約80の国・地域で販売している。また、2012年のトヨタ販売のうち、グローバルでは14%、国内では40%がハイブリッド車となっている。さらに、2013年4月以降2015年末までに、グローバルで新型ハイブリッド車を18モデル投入する予定であり、今後も更なるラインナップの拡充、販売地域の拡大に努めていく。

 なお、2013年3月末までに販売したハイブリッド車(※2)のCO2排出抑制効果(※3)は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、約3,400万トンに上るとトヨタでは試算しており、気候変動の原因のひとつとされるCO2の削減に寄与したと考えている。また、ガソリン消費抑制量は、同等クラスのガソリンエンジン車のガソリン消費量と比較し、約1,200万kLの効果があったと試算している。

 トヨタは、各種のエコカー開発に必要なすべての要素技術を含み、様々な燃料と組み合わせることができるハイブリッド技術を「21世紀の環境コア技術」と位置付け、ハイブリッド車以外のエコカー開発にも取り組んでいる。そして、ハイブリッド車についても、より多くのお客様に選んでいただけるよう、更なる高性能化やコスト低減、商品ラインナップの拡充に今後も取り組んでいく。


◇内山田副会長メッセージ動画、ハイブリッド車グローバル累計販売500万台突破 記念コンテンツ
 (日):http://www.toyota.co.jp/hv5m/
 (英):http://www.toyota-global.com/hv5m/


 ※1 プラグインハイブリッド車を含む
 ※2 コースターハイブリッドEV、クイックデリバリー200を除く
 ※3 市場走行台数×走行距離×燃費(各国実走行燃費)×CO2換算係数


※下記資料は、添付の関連資料「リリース詳細」を参照

 ・ハイブリッド車販売台数
 ・乗用車系ハイブリッド車の累計販売台数(2013年3月末時点)>
 ・ハイブリッド車のあゆみ


<関連コンテンツ>
 HV(ハイブリッド車)
 http://www.toyota.co.jp/jpn/tech/environment/hv/

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