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MSD、Meiji Seikaファルマなどと統合失調症治療薬「Asenapine」のライセンス契約を締結
統合失調症治療薬Asenapineに関するライセンス契約締結のお知らせ
Meiji Seikaファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松尾正彦、以下Meiji)と、MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレス、以下MSD)の関連会社であるMerck Sharp & Dohme B.V.は、MSDが統合失調症患者を対象に臨床第III相試験を実施中の非定型抗精神病薬asenapine(国際一般名)について、日本におけるライセンス契約を2013年3月29日付で締結しましたのでお知らせします。
本契約締結によって、MSDが実施中の大規模比較臨床試験を終了させた後、Meijiが製造販売承認申請、販売、流通およびプロモーションを担当します。
asenapineは、多元受容体標的型の非定型抗精神病薬で、米国および欧州では、統合失調症およびI型双極性障害に対する治療薬として販売中です。
MeijiとMSDは、抗うつ薬ミルタザピン(Meijiは「リフレックス(R)」、MSDは「レメロン(R)」の商品名で販売中)に関する提携を通して精神科領域で特徴あるプレゼンスを確立してきました。両社は良好な提携関係の下、うつ病や統合失調症など、アンメットメディカルニーズの高い中枢神経領域における治療とその発展に引き続き貢献してまいります。
以上