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NECフィールディング、電力量・温度・湿度の可視化機能を搭載したUPS用Web対応LANボードを発売
電力量・温度・湿度見える化機能搭載
UPS用Web対応LANボード「BPWEB BOARD PM/PTHM」を商品化
※商品画像は添付の関連資料を参照
NECフィールディング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:伊藤 行雄)は、NECフィールディング製BPシリーズUPS(注1)に搭載することで、電力量・温度・湿度の見える化を実現する無停電電源装置(UPS)用Web対応LANボード「BPWEB BOARD PM/PTHM(注2)」を商品化し、本日から出荷を開始しました。
本商品は従来機能であるコンピュータの自動シャットダウン制御や自動起動、スケジュール運転制御、UPSの遠隔監視機能に加えて、新たにUPSに接続された機器の電力量や周辺の温度・湿度を見える化することが可能です。
これにより、電力量・温度・湿度を見える化するための装置を新たに設ける必要が無いため、初期コストと設置スペースを削減することができます。
新商品の主な特長は以下の通りです。
1.電力量の見える化
UPSに接続した機器の電力量の統計情報を日報・月報・年報の形式でグラフ化して見ることが可能。
2.温度・湿度の見える化
BPWEB BOARD PTHMに温度センサー(BPWEB SENSOR T)・湿度センサー(BPWEB SENSOR H)を接続(注3)することで、温度・湿度の統計情報を日報・月報・年報の形式でグラフ化して見ることが可能。また、測定した温度・湿度が任意のしきい値を逸脱した場合はサーバ・コンピュータをシャットダウンさせることが可能。(BPWEB BOARD PTHMのみの機能)
新商品の価格はBPWEB BOARD PMが48,000円(税別)、 BPWEB BOARD PTHMが69,000円(税別)で、NECフィールディングでは2013年度で累計500台、2015年度には累計1,000台の出荷を予定しています。
京都議定書以降のCO2削減、改正省エネ法の施行、東日本大震災以降の電力需給ひっ迫により、電力を大量に消費するICT業界においても省エネの必要性が高まっています。
ICT設置環境であるサーバルームにおいて省エネを実現するためには、複数のポイントで電力使用量や温度・湿度状況が適切であるかをグラフや数字で見える化し、それらのデータをもとに仮想化技術を用いたサーバ集約や空調設備の最適な温度管理などの具体的な省エネ対策を図ることができます。
このたびの新商品はこのように省エネ対策を行う上で必要となる電力量・温度・湿度の見える化のニーズに安価に応えるために、UPSの機能を拡張することで実現したものであります。
※新商品の価格、新商品の詳細(別紙)は添付の関連資料を参照
以上
(注1)対象UPS:2013年4月1日以降にご購入頂いたBP−SH(BP03SHは非対応)/SI/LEシリーズUPS
(注2)BPWEB BOARD PM(Power Monitor)/PTHM(Power Temperature Humidity Monitor)
(注3)温度・湿度センサーは最大16個まで接続可能
【新商品に関する情報】
http://www.fielding.co.jp/co/facility/ups/bpspoc.html
【本件に関するお客さまからの問い合わせ先】
NECフィールディング株式会社
ソリューション事業推進本部 システム展開推進部
電 話:03−3457−7194
メール:bpups-support@star.fielding.nec.co.jp