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ヤマハ、音楽用途に便利な機能を搭載したリニアPCMレコーダーを発売
アイディアスケッチから本格的な録音まであらゆる音楽シーンをサポート
■自然な奥行きと定位感のある音質、音楽用途に便利な機能を搭載
ヤマハ リニアPCM レコーダー
『POCKETRAK PR7』
−オーバーダビング機能や楽器練習に便利なチューナー、メトロノームなども搭載、5月発売−
ヤマハ株式会社は、ポータブルレコーダーの新製品として、ヤマハ リニアPCM レコーダー『POCKETRAK PR7(ポケットラック・ピーアールセブン)』を2013年5月から発売します。
<価格と発売日>
品名:ヤマハ リニアPCM レコーダー
品番:POCKETRAK PR7
価格:オープンプライス
発売日:2013年5月
<製品の概要>
当社は、ポータブルレコーダーとして「POCKETRACK(ポケットラック)」シリーズを2008年8月から発売しています。軽量コンパクトなボディーながら高音質録音と長時間駆動を両立し、幅広いユーザーから好評を得ています。
このたび発売する『POCKETRAK PR7』は、自然な奥行きと定位感のあるステレオサウンドが得られる新開発のクロス型XY ステレオマイクと音楽用途に便利な数々の機能を搭載しており、手軽に高音質な録音を実現します。音楽練習、曲のアイディアスケッチから一度きりの大切な本番の録音まで、あらゆる音楽シーンをサポートします。
詳細は以下の通りです。
<主な特長>
◇画像入りの主な特長は添付の関連資料「リリースの詳細」を参照
1.高音質録音を可能にする新開発クロス型XY ステレオマイク
新開発のクロス型XY ステレオマイクは、左右のマイク収音部を同軸上に配置することで、音源との距離差によって生じる位相ずれを解消するよう設計されており、自然な奥行きと定位感のあるステレオサウンドを実現します。音抜けに優れたマイク筺体は周波数特性や指向特性などマイクの基本性能を最大限に引き出し、微音から大音量までバランス良く確実に捉えます。また、CD音源(16bit/44.1kHz)の音質を遥かに超える24bit/96kHzでの録音に対応しており、空気感や演奏の細かいニュアンスまで、細部にわたり忠実に記録することができます。長時間録音やウェブ配信に最適なMP3フォーマットでの録音も可能です。
2.録音品質を高める5つの録音プリセットとプリレコーディング機能
用途に合わせて選べる5つの録音プリセットを搭載しています。OFFは音楽全般、NEARは個人の練習や演奏、BANDはバンドや合唱など複数人の演奏、FIELDはフィールドレコーディング、SPEECHは会議や講演会等と、最適な設定が行えます。
また、空調設備や野外での風切音などによるノイズを低減するHPF(ハイパスフィルター)、音割れの防止・入力レベルの自動調整を行うダイナミクスコントロールを搭載、用途に応じて設定することで録音品質を高めることができます。
さらに、録音を始めたときに最大3秒前から録音しておけるプリレコーディング機能を搭載しています。録音ボタンを押すタイミングを逃し、“先頭が切れてしまう”というトラブルを防ぎます。
3.オーバーダビングやチューナー、メトロノームなど、楽曲制作や音楽練習に便利な機能を搭載
録音済みのファイルに重ねて録音できるオーバーダビング(重ね録り)機能を搭載、パートを重ねて作曲をする、録音済みのバンド音源にソロパートを重ねるなど、楽曲制作に威力を発揮します。パンチイン/パンチアウトも可能で、曲の途中で録音したい部分だけを重ねて録ることも可能です。
また、再生中にも録音中にもファイルに目印をつけられるマーカー機能を搭載、例えばライブ録音のような長時間ファイルの曲の頭出し再生や、楽曲練習時の特定フレーズのリピート再生等に便利です。
さらに、楽器のチューニングやボーカルのピッチを確認できるチューナー、録音時のガイドリズムとして利用できるメトロノーム、速いフレーズの練習や録音内容のクイックチェックに便利な再生スピード調整機能など、音楽練習に便利な機能も搭載しています。本体背面には大容量スピーカーを搭載しており、イヤホンを使わずに、録音した音をすぐにその場で確認することもできます。
4.PCM16bit/44.1kHzで29.5時間の長時間連続録音を実現(単4アルカリ電池使用時)
高性能LSI搭載により単4電池1本で長時間駆動を実現しました。単4アルカリ電池使用時はMP3 64kbpsで約44時間、16bit/44.1kHzのPCMで約29時間30分の連続録音が可能です。録音は大容量の2GB内蔵メモリーに加え、コンパクトで汎用性の高いmicroSD/SDHCに対応しています。
5.オーディオ編集ソフトウェア「WaveLab LE」
Steinberg社オーディオ編集ソフトウェア「WaveLab LE」(※)を使用し、簡単かつ本格的な波形編集をすることができます。トリミングやコピー&ペースト、フェードイン/アウトなど基本的な波形編集が行えます。また、コンプレッサー、リミッター、StudioEQなど、プロフェッショナルなプラグインエフェクトを使い、音源をさらに磨き上げることも可能です。さらにポッドキャスト機能により作品を簡単にネット配信することも可能です。
※無償ダウンロード用アクセスコードを同梱しています。
◇主な仕様は添付の関連資料「リリースの詳細」を参照
◇製品画像は添付の関連資料を参照
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
<この件に関するお問い合わせ先>
■一般の方のお問い合わせ先
株式会社ヤマハミュージックジャパン PA 営業部
プロオーディオ・インフォメーションセンター
TEL 03−5652−3618
(電話受付:祝祭日を除く月〜金/11:00〜19:00)
ウェブサイト http://jp.yamaha.com/support/