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ヤマハ、多機能と直感的な操作性を実現したプロ仕様ミキシングコンソール2種を発売

2013-04-16

好評のMGPシリーズの新ラインアップ

アナログとデジタルを高次元で融合、多機能と直感的な操作性を実現
ヤマハ ミキシングコンソール
『MGP32X』『MGP24X』

−USBデバイス録音・再生、GEQやマスターコンプなどの新機能を搭載。2013年5月発売−


 ヤマハ株式会社は、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、ヤマハ ミキシングコンソール『MGP32X』『MGP24X』を2013年5月から発売します。

<価格と発売日>

 品 名:ヤマハ ミキシングコンソール
 品 番:MGP32X
 税込価格(本体価格):210,000円(200,000円)
 発売日:2013年5月

 品 名:ヤマハ ミキシングコンソール
 品 番:MGP24X
 税込価格(本体価格):157,500円(150,000円)
 発売日:2013年5月


<製品の概要>
 このたび発売する『MGP32X』『MGP24X』は、アナログミキサーとデジタルミキサー両方のノウハウを持つ当社ならではの“プレミアム・融合”をコンセプトとしたミキサーで、昨年発売し好評を得ている「MGP16X」「MGP12X」のラインアップに追加となるモデルです。音質を決定する入力部にはディスクリートClass−A マイクプリアンプ「D−PRE」を、イコライザーには往年の名機特有の周波数特性を再現した「X−pressive EQ」を搭載しています。さらに、高品位な2系統のエフェクトや「ハイブリッドチャンネル」に加え、USBデバイス録音・再生機能、グラフィックイコライザー、マスターコンプレッサーを新規搭載し、使用現場で求められる多数の機能を搭載しながら直感的な操作性を実現しています。

 詳細は以下の通りです。



<主な特長> ※画像入りの詳細は添付の関連資料を参照

1.ディスクリートClass−A マイクプリアンプ「D−PRE」を搭載した入力部
 「D−PRE」は、当社のハイエンド・レコーディング製品にも使用している高品位なディスクリートClass−A マイクプリアンプです。増幅素子を多段構成としたインバーテッドダーリントン回路を採用しており、中低域にふくよかな張りと艶を持たせながら高音域の開放感を感じさせる音質を実現しています。さらに、ハイエンドミキサーと同じく各チャンネルに独立したファンタムパワーの切り替えスイッチを設けており、不要なノイズトラブルを防止します。

2.往年の名機と言われるイコライザーの特性を再現した「X−pressive EQ」
 インプットチャンネルのイコライザーには、デジタルミキサーの研究・開発を通して得たノウハウを活かした「X−pressive EQ」を搭載しました。往年の名機と言われるイコライザーなどのアナログ機器のサウンドを再現する、というコンセプトで開発したもので、当社独自の技術「VCMテクノロジー」によって解析した結果を元に実現しています。音質補正だけでなく、積極的なサウンドメイキングにも活用できます。

3.アナログの操作感とデジタルによる多機能を両立した「ハイブリッドチャンネル」
 『MGP32X』『MGP24X』には、「ハイブリッドチャンネル」を搭載しています。これは、内部にフルデジタルで制御されるAD/DAコンバーターとDSPを搭載したもので、「Ducker」「Leveler」「Stereo Image」などの機能を、デジタル処理を意識せず直感的に操作することが可能です。通常のアナログミキサーでは成しえない、デジタルならではのメリットを盛り込んだ各機能は、固定設備やイベントPAをはじめ、さまざまな用途でオペレーターをサポートします。

4.マルチエフェクターとして定評の「SPX」と高品位リバーブ「REV−X」を搭載
 『MGP32X』『MGP24X』には、1985年発売以来、世界中のエンジニアに親しまれてきたマルチエ「X−pressive EQ」「X−pressive EQ」特性グラフ(例:Low)「ハイブリッドチャンネル」フェクター「SPX」と、プロユースのデジタルミキサーに搭載されている最新のリバーブプログラム「REV−X」の2つのエフェクトプロセッサーを搭載しています。これらのプログラムは、専用コントロールパネルにより、細かな設定までその効果を調整することが可能です。

5.グラフィックイコライザー、マスターコンプレッサーを新規搭載
 『MGP32X』『MGP24X』は、STEREO OUTにきめ細かな音質調整が行えるプログレードのグラフィックイコライザーを搭載しています。固定14バンドGEQモードだけでなく、特定の周波数ポイントを柔軟にコントロールできるFlex 9 GEQモードも選択できます。GEQはエンコーダーによるスイープが可能となっており、ハウリングポイントや気になる周波数成分の検出が容易に行えます。

 また、STEREO OUTにマスターコンプレッサーを搭載しています。Comp(帯域分割なしのシンプルなタイプ)とMultiBand(3バンドの帯域分割方式のタイプ)の2種類のマスターコンプレッサーを選択することができ、STEREOバス(L/R)のピークレベルを抑えたり、全体の音圧レベルをバランスよく上げたりすることが可能です。プリセットとして3つのプログラムを用意しているほか、ユーザープログラムとして任意の設定を5つまで保存できます。

6.USBデバイス録音・再生機能、iPhone/iPodのデジタル接続に対応、専用アプリも用意
 USBデバイス接続用とiPod/iPhone接続用の2つのUSBポートを搭載しています。内蔵のUSBデバイスレコーダー機能を使ってSTEREOバスやMATRIXバスの出力をUSBデバイスにオーディオファイルとして録音したり、USBデバイスに保存した曲をSTEREOバス、MONITOR OUT、INPUTチャンネルへ割り当てて再生することが可能です。また、iPod/iPhoneをUSB端子にデジタル接続することにより、音楽を簡単かつ高音質で再生できるほか、iPod/iPhoneへの充電も同時に行われるため、長時間の再生も安心して行えます。加えて、iPhone/iPod touch用のアプリケーション「MGP Editor」も用意しています。「ハイブリッドチャンネル」に搭載された3つの機能や、2つのデジタルエフェクター「SPX」「REV−X」、新規搭載されたグラフィックイコライザーやマスターコンプレッサーなどをより直感的に操作できるだけでなく、iPod/iPhoneのプレイリストをダイレクトに再生することも可能です。

7.現場で求められる実用性、信頼性に応える『MGPシリーズ』ならではの機能を搭載
 『MGPシリーズ』は、より高い信頼性、品質を求める声に応えるため、製品を構成する基礎的な要素から新規設計を行いました。
 『MGP32X』は24マイク入力/32ライン入力、『MGP24X』は16マイク入力/24ライン入力の構成で、本体のデザイン性、堅牢性を向上させています。電源ノイズの軽減にも配慮した専用の金属ボディーシャーシを採用し、1つのノブ操作で適切なコンプレッサー効果を実現する1−knobコンプレッサーにも専用LEDを搭載するなど、既存機能からの進化を実現しました。


 ※主な仕様、製品画像は添付の関連資料を参照


*iPod、iPod touchは、米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。


<この件に関するお問い合わせ先>
 一般の方のお問い合わせ先
 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA 営業部
 プロオーディオ・インフォメーションセンター
 TEL 03−5652−3618
 (電話受付: 祝祭日を除く月〜金/11:00〜19:00)
 ウェブサイト http://jp.yamaha.com/support/

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