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日本気象協会、6日〜8日に予想される「猛烈低気圧」に伴う暴風情報を発表

2013-04-10

春の嵐が今年も襲来、“猛烈低気圧”に注意!!
〜週末・月曜日は、全国的に台風並みの暴風となる恐れがあります〜


 一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区 会長:繩野克彦)は、2013年4月6日(土)から8日(月)に予想される、“猛烈低気圧”に伴う暴風に関する情報を発表します。6日(土)から8日(月)は、昨年(2012年)4月3日と同様に非常に発達した低気圧が日本海を進み、全国的に台風並みの暴風となる見込みです。強い風が数日にわたって続き、暴風による被害が予想されますので、不要不急の外出は控えるよう、お願いいたします。


◇台風並みの暴風に警戒
 4月6日(土)は、低気圧が急速に発達しながら日本海を進む見込みです。また、7日(日)以降、低気圧は速度を落とし、8日(月)にかけて勢力を保ったまま日本海北部に停滞するでしょう。低気圧の勢力が非常に強まることから、6日(土)から8日(月)にかけては、全国的に台風が接近したときに匹敵する暴風となる恐れがあります。昨年(2012年)4月3日に日本海で低気圧が記録的に発達し、全国で暴風となりましたが、そのときに匹敵する被害が予想されます。暴風による建物の損傷や、飛ばされた物・倒れてきた看板や木に当ってケガをするなど、様々な被害の発生に警戒が必要です。


※図1・2は、添付の関連資料を参照


 暴風の範囲は低気圧の接近に伴い、西から徐々に広がる見込みです。南西諸島は6日(土)、西日本から東日本は6日(土)から7日(日)、北日本は7日(日)から8日(月)が暴風のピークとなるでしょう。ピークの前後も含めてこの期間は、屋外では物が飛ばされるなど非常に危険な状況となるため、不要不急の外出は控えるようにしてください。また、広い地域で交通機関の乱れも予想されます。

 さらに、低気圧に向かって暖かく湿った空気が入り込むため大気の状態が不安定になり、太平洋側の地域を中心に短時間強雨や落雷、突風、ひょうの恐れがあります。海上では、暴風に伴う高波や高潮も予想されますので、海岸付近には近づかないようにしてください。


◇今回の低気圧の特徴

 今回の低気圧の特徴は、“[1]急速に発達すること”と、“[2]ゆっくりと進むこと”の2点です。低気圧は南からの暖かい空気と北からの冷たい空気がぶつかることで発生・発達しますが、今回は北からの寒気・南からの暖気がそれぞれ非常に強いため、急速かつ非常に発達すると予想されます([1])。また、低気圧が上空の偏西風から離れたところを進むため、進行速度が遅くなると予想されます([2])。


◇防災上の注意点

 警戒期間:6日(土)から8日(月)
 警戒現象:台風並みの暴風、短時間強雨、高波・高潮

 ・屋外での行動は危険ですので、不要不急の外出は控えましょう
 ・家の周りの物が飛ばされないように、週末の前までに準備をお願いします
 ・太平洋側の地域では、短時間強雨や落雷、突風、ひょうの恐れがあります
 ・高波や高潮となるため、海岸付近には近づかないようにしてください


 本情報は2013年4月4日時点の予測資料から作成したものです。詳細については最新の気象情報(日本気象協会の気象情報サイト http://tenki.jp/)で確認下さい。

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