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石塚硝子、PETボトルリサイクル樹脂製造事業に参入
PETボトルリサイクル樹脂製造事業参入のお知らせ
当社は、下記の通り、台湾の遠東グループとの合弁により、再生PET樹脂の製造販売事業を行うことといたしましたのでお知らせいたします。
記
1.事業の目的
当社は、ポリエステル繊維・PET樹脂事業におけるアジア最大手の遠東グループとの合弁による日本パリソン株式会社において、PETボトルの原型であるプリフォームの製造販売事業を行っております。
PETボトルはその利便性から急激に使用量が増えた一方で、使用後の処理問題が課題となっております。当社では、従前より主力のガラスびん製品においては回収・リサイクルを積極的に進めており、主力事業の一つに成長したプラスチック事業においても、そのリサイクルを行うことは企業の社会的責任であると判断いたしました。
本リサイクル樹脂製造事業を通じて、環境問題への取り組みを最重要課題のひとつとし、地域社会への貢献も見据えて事業を展開してまいります。
2.合弁会社の概要
(1)商号 :遠東石塚グリーンペット株式会社
(英文名 Far Eastern Ishizuka Green PET Corporation)
(2)所在地(本社) :茨城県猿島郡境町大字下小橋字蝉野880番地
(石塚硝子株式会社東京工場内)
(工場)本社所在地に同じ(予定)
(3)代表者の役職・氏名 :代表取締役会長 曾裕賢(遠東新世紀 化繊総部 総経理)
代表取締役社長 長島信幸(日本パリソン株式会社取締役)
(4)資本金 :1億5千万円
(5)出資比率 :遠東グループ(台湾) 80%
当社 20%
(6)事業内容 :PETボトルのメカニカルリサイクル樹脂製造事業
(ボトルtoボトル事業)
(7)生産能力 :再生PET樹脂生産量 約32,000トン/年
(8)操業開始 :平成26年4月(予定)
3.今後の見通し
今回の合弁事業が当期業績に与える影響は軽微であります。
以上