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日本生命、アセットマネジメント事業強化で米国資産運用会社「ポスト社」に出資
米国資産運用会社ポスト・アドバイザリー・グループ社への出資について
〜グローバルなアセットマネジメント事業の強化に向けて〜
日本生命保険相互会社(社長:筒井義信、以下「当社」)は、米国大手資産運用会社 プリンシパル・グローバル・インベスターズ社(CEO:ジム・マコーガン、以下「PGI社」)と、同社傘下の資産運用会社ポスト・アドバイザリー・グループ社(会長:ラリー・ポスト、本社:サンタモニカ、以下「ポスト社」)への出資(出資比率20%、38百万米ドル(約35億円))について合意いたしました。
ポスト社は高利回り社債投資に特化した米国有数の資産運用会社です。米国の高利回り社債市場は、退職貯蓄資金の流入等により2000年以降、約5倍に急拡大しており、今後も高成長が期待される魅力的なマーケットです。また、国内においても、リタイアメント人口の増加や低金利環境の継続により、利回りの高い投資商品に対する需要は高まっています。そのような中で、当社は既に傘下のニッセイアセットマネジメントを通じて、ポスト社の優れた運用ノウハウを活かした商品を提供しており、今後も引き続きお客様のニーズに合致した商品を提供するなど第三者マネーの取り込みを積極的に行ってまいります。
当社はかねて、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ(PGI社の親会社)の主要株主となっており、様々な領域で協業を推進してまいりましたが、今般のポスト社への出資を契機に、資産運用領域での関係を更に強化してまいります。今後、当社はポスト社に取締役を1名派遣するとともに、PGI社の持つ資産運用会社のマネジメントノウハウ等の習得を目指します。
当社は、グローバルなアセットマネジメント事業の強化に向け、平成24年8月にインドの資産運用会社であるリライアンス・キャピタル・アセットマネジメント社へ出資するとともに、平成25年4月1日には、シンガポールに資産運用会社ニッポンライフ・グローバル・インベスターズ・シンガポールを設立いたしました。今後も引き続きグローバルなアセットマネジメント事業の強化に取り組んでまいります。
以 上
※別紙は、添付の関連資料を参照