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東京ガス、米・バーネット堆積盆のシェールガス開発事業の権益を取得
米国バーネット堆積盆におけるシェールガス開発事業への事業参加について
東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、本日(米国現地時間3月28日)、クイックシルバー・リソーシズ社(Quicksilver Resources Inc.、以下「QRI社」)との間で、米国テキサス州バーネット堆積盆におけるシェールガス開発事業(以下「本事業」)の権益に関する売買契約を締結しました。東京ガスが米国でシェールガス開発事業の権益を取得するのは本事業が初めてとなります。
本事業は、QRI社がオペレーターとして、米国テキサス州バーネット堆積盆において、シェールガスを開発・生産している事業で、現在約275百万立方フィート/日(ガス相当量)のシェールガスおよび天然ガス液(※1)を生産し、米国内市場に販売しています。
東京ガスは、2013年2月1日に米国現地法人として設立した100%出資会社、東京ガスアメリカ社(Tokyo Gas America Ltd.)の子会社として、TGバーネットリソーシズ社(TG Barnett Resources LP、以下「TGBR社」)を設立し、TGBR社を通じて本事業の権益25%(権益価格:485百万米ドル)を取得いたします。本事業におけるTGBR社持分のガス生産量は、LNG換算で約35〜50万トン/年と見込んでおり、米国内市場に販売する計画です。
東京ガスは、「チャレンジ2020ビジョン」で掲げている、海外上流事業のさらなる拡大、および海外でのLNGバリューチェーン構築を目指し、今後も海外事業への参加に積極的に取組んでまいります。
■本事業の権益に関する売買契約の概要
*添付の関連資料「参考資料」を参照
■本事業について
【概要】
開発鉱区:米国テキサス州バーネット堆積盆の複数鉱区
土地面積:約13万エーカー
確認埋蔵量:天然ガス1.2兆立方フィート(Tcfe)
生産量:275百万立方フィート/日(ガス相当量)
権益保有者(権益取得後):QRI社75%、TGBR社25%
*地図は添付の関連資料を参照
以上