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みずほコーポレート銀行など、国内初の人工衛星PFI事業向けシンジケートローンを組成
国内初の人工衛星PFI事業に対するファイナンス組成について
株式会社みずほコーポレート銀行(頭取:佐藤康博)、株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取:平野信行)、株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹)、株式会社三井住友銀行(頭取:國部毅)は、「株式会社ディー・エス・エヌ」(以下、「事業者」)が防衛省から受注した国内初の人工衛星PFI事業である「Xバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」(以下、「本事業」)に対し、このたびリードアレンジャー(主幹事)として、シンジケートローン(契約金額:約775億円)を組成しました。
シンジケートローンには、リードアレンジャー4行を含め計12金融機関が参加し、みずほコーポレート銀行がエージェント(事務幹事)を務めます。
本事業は、国の次期Xバンド衛星通信システムを整備・運営するPFI事業であり、スカパーJSAT株式会社、日本電気株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社の3社の出資により設立された事業者が防衛省と締結した事業契約に基づき、2機の通信衛星の製造、打ち上げ及び運用、並びに、管制設備器材等の地上設備の整備及び維持管理等を実施します。
本事業は、2011年11月施行の改正PFI法(※)に基づく初の「人工衛星案件」であり、事業契約上の契約金額は1,221億円と、PFI事業として国内最大級の規模の案件となります。
※2011年11月に施行されたPFI法改正法において、PFIの対象が人工衛星・船舶・航空機にも拡大されました。
リードアレンジャー4行は、蓄積された事業融資に関するノウハウを活用し、今後約18年間の長期に亘り、本事業の確実かつ円滑な実施へ向けて参加金融機関とともに資金面から支援してまいります。
以上
【事業概要】
事業概要:国の次期Xバンド衛星通信システムの整備・運営
契約期間:2013年1月15日〜2031年3月31日
契約金額:122,074,026,613円
事業者:株式会社ディー・エス・エヌ
・所在地:東京都港区赤坂1−14−14
・代表者:代表取締役 小山 公貴
・設立年月日:2012年12月19日
・資本金:10億円
・株式構成及び所有割合
スカパーJSAT株式会社:65.0%
日本電気株式会社:17.5%
NTTコミュニケーションズ株式会社:17.5%
今後のスケジュール(予定):1号機:2015年12月 打ち上げ
2016年 3月 運用開始
2030年 4月 運用終了
2号機:2017年1月 打ち上げ
2017年3月 運用開始
2031年3月 運用終了(事業終了)