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矢野経済研究所、国内靴・履物市場に関する調査結果を発表
国内靴・履物市場に関する調査結果2012
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内の靴・履物市場の調査を実施した。
1. 調査期間:2012年10月〜2013年2月
2. 調査対象:靴・履物、及び、靴資材など靴業界に携わるメーカー、卸、小売業、ならびに、周辺関連業者、輸出入業者
3. 調査方法:当社専門研究員による直接面談、郵送アンケート、及び官公庁及び業界団体等の各種統計データによる文献調査を併用
<靴・履物とは>
本調査における靴・履物とは,貿易統計及び工業統計における「革靴」、「ゴム靴」、「ケミカルシューズ」、「サンダル」等、靴・履物に分類される分野の製品を対象とする。靴・履物市場は、これらの製品の小売金額ベースで算出した。
【調査結果サマリー】
◆2012年度の国内靴・履物小売市場規模は前年度比99.4%の1兆3,145億円と予測
2011年度の国内靴・履物の市場規模は、小売金額ベースで前年度比99.8%の1兆3,225億円であった。長引く個人消費の低迷から、購入機会の減少や購入単価の低下が続くなど、靴・履物市場を取り巻く環境は依然として厳しい状況にある。2012年度も状況は大きくは変わらず、同市場規模は前年度比99.4%の1兆3,145億円と予測する。
◆履きやすい靴、早く走れる靴など、機能性の高い靴に注目が集まる
近年の靴・履物市場では、紳士・婦人靴ともに長時間歩いても疲れにくい、痛くならないといった、履き心地が良い靴の人気が高まっている。また、スポーツシューズや子供靴においても、いかに早く走れるかといった機能性の高い靴の人気が高く、今後も注目を集めると考える。
【資料発刊】
資料名:「2012−2013年版 靴・履物産業年鑑」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C54116200
※以下、リリース詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照