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市光工業、トラック用「フルLED」リアコンビネーションランプの5色を販売開始
市光工業株式会社
トラック用“フルLED”リアコンビネーションランプの
5色カラーラインナップを4月下旬より販売開始
〜シルバーに加え、ゴールドやレッドなど、デザイン性を重視、
LED光源の採用により従来比約1/14の消費電力、20倍以上の寿命を実現〜
大手自動車部品メーカーの市光工業株式会社(本社:神奈川県伊勢原市板戸、代表取締役社長:ORDOOBADI Ali(オードバディ アリ)、以下 市光工業)では、「トラック用LEDリアコンビネーションランプ」の5色カラーラインナップを、4月下旬より販売開始します。同製品は、テールランプ(尾灯)、ストップランプ(制動灯)に加え、ターンランプ(方向指示器)まで含めて全ての光源にLED(発光ダイオード)を採用しており、中・大型トラック向け“フルLED”リアコンビネーションランプです。今回は、LEDの特徴を活かしたライン基調のデザインを採用し、既存のクリスタルシルバーに加え、シャンパンゴールド、ボルドーレッド、クリアブルー、クリアブラックの合計5色を販売します。
市光工業は、自動車照明の純正部品メーカーとして初めて、「トラック用LEDリアコンビネーションランプ」の販売をしており、省エネ性や耐久性等の機能とデザイン性を追求してきました。今回の新たなカラーバリエーションによる製品は、高い品質に加え、さらにファッション性を備えたリアコンビネーションランプを求めるユーザ向けに販売します。同製品は、これまでの市光工業のリアコンビネーションランプ同様に、後続車両からの高い視認性を実現し、商用車の安全性の向上に寄与します。
市光工業では、リアコンビネーションランプの光源を、合計150個(※1)のLEDで“フルLED化”することにより、白熱電球を採用した従来品(※2)と比較して約1/14(※3)の消費電力と、従来比20倍以上の耐久時間、50倍以上の点灯応答性能を達成しました。また、同製品は、LEDを採用しながら、従来品と同等の明るさ、耐水性能を有し、欧州認証を取得、2012年1月から施行された尾灯・制動灯の新技術基準にも適合しています。
さらに、LED専用の新設計レンズにより被視認性が向上したほか、LEDの特徴を活かしたライン基調のデザインを採用し、シルバーのランプ枠で、乗用車に似たクリアな雰囲気を演出します。同製品は、3連タイプと2連タイプが用意され、4月下旬より、カーディーラーや架装メーカー、代理店等を通して、希望小売価格92,400円(3連)、60,900円(2連/日野2連除く)(税込)で販売を開始します。ランプの外形寸法は従来品と同じで、国内全メーカーの中・大型トラックへ、レンズ交換のみで簡単に装着することが可能(※4)な設計になっています。既存のハウジングを利用し、ハーネス類も交換する必要がないため、誰でも30分足らずで取り付け、交換できます。なお、同社は今年度、同製品の5,000セットの販売と、アフターマーケット事業の2桁成長を目指しています。
なお、「トラック用LEDリアコンビネーションランプ」の概要は別記の通りです。
※1 3連車両1台分(左右合計6灯)のLED使用個数
※2 従来品の消費電力は10ワット、耐久時間は1,100時間、点灯応答性能は0.5秒
※3 3連車両1台分(左右合計6灯)のテールランプ消費電力で比較した場合の比較
※4 一部車種では、インジケーターキャンセラーユニットまたは中間コネクターが別途必要
(参考)
<市光工業とは>
市光工業株式会社は、1903年に創業した、自動車用ランプ、ミラー、その他自動車部品の開発、設計、製造、販売を行う専門メーカーです。1932年には初代ダットサンにヘッドランプを装着し、日本初のプロジェクターヘッドランプや世界初の電動格納式ドアミラーを製品化、現在も電気自動車「日産リーフ」に搭載された超低消費電力LEDヘッドランプなど独自の製品開発を行っています。トヨタや日産をはじめとする国内全ての自動車メーカー及び海外メーカー、アフターマーケット向けに製品を供給しています。市光グループは、国内において、自動車用ランプで約20%、ミラーで約15%の市場シェアを持ち、世界シェアでは、2000年より資本・業務提携している仏ヴァレオ社と合わせて約20%の自動車用ランプの市場シェアを誇っています。国内にテクニカルセンターを含め10ヵ所の拠点、海外では4つの海外拠点(中国、マレーシア、インドネシア、タイ)を有しており、総従業員数は4,941名(2012年3月末現在)です。
*以下の資料は添付の関連資料「参考資料」を参照
・製品イメージ
・装着イメージ
・製品概要
<本件に関するお問い合わせ先>
一般の方からの問い合わせ先
市光工業株式会社
TEL:0463−96−1442
URL:http://www.ichikoh.com/