バッファロー、改正電波法関連規則に準拠したWi−Fi製品５品種を発売

さまざまな用途に拡がるWi−Fi利用に応える。
「１１ac（Draft）準拠版」Wi−Fi製品５種を発売


　メルコホールディングス（東・名　６６７６）グループの中核企業　株式会社バッファロー（本社：名古屋市、代表取締役社長：斉木　邦明、以下バッファロー）は、改正された電波法関連規則に準拠したWi−Fi（無線LAN）規格「IEEE８０２．１１ac（Draft）」（以下、１１ac）対応製品として、１１ac（Draft）準拠版製品５種を発売します。
　５GHz帯（１１ac／n／a　最大１，３００Mbps（規格値））＋２．４GHz帯（１１n／g／b　最大４５０Mbps（規格値））に対応したWi−Fiルーター「WZR−１７５０DHP」及び２台セット（親機＋中継機／LAN接続子機のセット）「WZR−１７５０DHP／E」をラインナップ。
　５GHz帯（１１ac／n／a　最大８６６Mbps（規格値））＋２．４GHz帯（１１n／g／b　最大３００Mbps（規格値））に対応のWi−Fiルーター「WZR−１１６６DHP」及び２台セット（親機＋中継機／LAN接続子機のセット）「WZR−１１６６DHP／E」、USB子機セット「WZR−１１６６DHP／U」をラインナップ。
　２０１３年３月下旬より順次、全国の家電量販店などでお求めいただけます。

　「WZR−１７５０DHP」及び「WZR−１１６６DHP」は新しいWi−Fi規格「１１ac」準拠により従来規格に比べ大幅に速度を向上しました。「WZR−１７５０DHP」でのデータ転送は実測で約９１５Mbps（※１）ものスピードを実現。大容量データもより短時間で転送でき、Wi−Fiを介したフルハイビジョン映像の複数同時再生もスムーズです。ハイパワー設計による電波出力強化で家中が高速エリアとなります。また、従来の無線LAN規格各種（１１n／a／g／b）に対応しているためスマートフォン・タブレットなど幅広いWi−Fi対応機器と通信ができます。
　搭載している有線LAN端子全て（LAN側　４ポート＆INTERNET側１ポート）がGigabitイーサネット（１０００BASE−T）に対応。GigaLAN端子搭載パソコンやNASとのGiga接続が可能です。ルーター機能の有線実効スループットはDHCP時で約９３９Mbps（※２）となり、高速光回線（１Gbps）を活かし快適にインターネットができます。Wi−Fiと有線LANの両方に高速規格を採用することでスムーズな通信を実現します。
　管理画面のリニューアルにより、スマートフォン・タブレットからアクセスして、ネットワーク設定を手軽に変更できるようになりました。来訪者のために一時的にゲストポートを解放したいときも、手元のスマートフォンから手軽に設定変更が行えます。
　通信の優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能を搭載。動画の利用が多い環境では、動画サービスを優先するなど「動画」「音声」「ゲーム」等を優先することができます。
　２台の無線LAN親機間の無線通信機能をサポート。通信距離の延長や、電波の届かない死角エリアへの中継を可能にします。LAN端子用子機セットモデルならあらかじめ設定済みなので、設置するだけで中継ができます。
　スマートフォンだけでWi−Fiとインターネット回線の初期設定ができる「AOSS２」を搭載。無線LAN親機のAOSSボタンをプッシュし、スマートフォンをタップするだけで自宅でWi−Fiインターネットを始められます。パソコンを持っていない方や、スマートフォンを購入したタイミングで自宅をWi−Fi環境にしたいと思っていた方にお勧めです。
　USB機器が共有できるUSB３．０ポートを搭載しており、USBハードディスクやUSBメモリーを簡易NASとしてお使いいただけます。また、その他のUSB機器を共有できるデバイスサーバー機能も搭載しています。
　その他、消費電力を低減するeco機能や安心してお使いいただける通信暗号化など、従来のWi−Fi親機でご好評いただいている各種機能を満載しています。


※：IEEE８０２．１１ac規格は、２０１３年３月現在策定作業中でDraft段階です。

※１：【無線測定環境】PC１：DELL　LATITUDE　M４６００（Intel　Core　i７　２．４GHz／メモリ−８．２GB）　Windows７　Ultimate　SP１（６４bit）、PC２：DELL　LATITUDE　M４６００（Intel　Core　i７　２．４GHz／メモリ−８．２GB）　Windows７　Ultimate　SP１（６４bit）【測定方法】無線親機にPC１は有線、PC２は無線で接続。IxChariotにてPC１　→　PC２間の６０秒間のスループットを３回測定し平均を算出。（２０１３年３月現在、当社調べ）

※２：【有線測定環境】ServerPC：Intel　Xeon　３．２GHz／メモリ−　２GB）　Linux（Debian　６．０　３２bit）、ClientPC：Intel　Core　i５　７５０　２．６７GHz／メモリ−　３GB）　Windows　XP　SP３　３２bit【測定方法】IxChariotにてServerPC　→　ClientPC間の６０秒間のスループットを５回測定し平均を算出。（２０１３年３月現在、当社調べ）


　＊製品画像、製品詳細は添付の関連資料「リリース詳細」を参照


＜Wi−Fi規格「１１ac」とは＞
　米国電気電子学会（IEEE）が策定している通信方式についての規格で、正しくは「IEEE８０２．１１ac」。IEEE８０２．１１ac規格は、２０１３年３月現在策定作業中でDraft段階です。
　電波の周波数は５GHz帯を利用する。本規格の特長となる高速化技術は次の通り。

・帯域幅拡大
　従来規格の４０MHz幅から、８０MHz幅及び１６０MHz幅へ拡張され、単位時間当たりの伝送量が増えます。WZR−１７５０DHP及びWZR−１１６６DHPでは８０MHz幅となってます。

・変調信号の多値化
　従来規格の６４QAMから２５６QAMへ拡張。一度に送れる信号の情報量が増えます。

・MIMO方式の拡張
　情報の多重数の上限が最大８に引き上げられました。WZR−１７５０DHPでは３多重、WZR−１１６６DHPでは２多重となります。


＜関連ページ＞
　＞次世代高速無線LAN規格　１１ac特集
　　　http://buffalo.jp/products/catalog/network/11ac/

　＞WZR−１７５０DHPシリーズ　製品ページ
　　　http://buffalo.jp/product/wireless-lan/ap/wzr-1750dhp/

　＞WZR−１１６６DHPシリーズ　製品ページ
　　　http://buffalo.jp/product/wireless-lan/ap/wzr-1166dhp/

●ユーザー様のお問い合わせ先
　製品に関するお問い合わせ　http://buffalo.jp/support_s/