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日本IBM、ソーシャル機能を追加し業務を効率化するソフト「Notes9」を発表
ソーシャル機能を追加し、業務をさらに効率化するコラボレーション・ソフト
日本IBM(社長:マーティン・イェッター、NYSE:IBM)は本日、Eメールやカレンダー、掲示板のほか、承認ワークフローのアプリケーション開発機能などを提供し、企業のお客様の業務生産性向上を支援するコラボレーション・ソフトウェア「IBM(R) Notes/Domino」において、企業向けソーシャル・ソフトウェアや基幹システムなど、外部システムから出力される各種通知を「タイムライン画面」に時系列表示し、返答や承認といった外部システム上での操作をタイムラインから実行できる機能を追加した新製品「IBM Notes/Domino 9.0 Social Edition(以下 Notes9)」を発表します。新製品により、外部システムとの連携が容易になり業務のさらなる効率化が可能となります。新製品のライセンス料金は1ユーザー当たり23,600円(税抜)(*1)で、日本IBMおよびビジネス・パートナーから販売します(*2)。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用者が増加しているだけでなく、SNSを日常的に活用する若い世代が企業で働くようになり、SNS機能の活用に取り組む企業も増えてきています。IT専門調査会社 IDC Japanの調査では、2011年の国内エンタープライズソーシャルソフトウェア市場は、前年比成長率は92.7%と、高い成長率を示しています(*3)。
本日発表のNotes9は、ユーザー・インターフェースをIBMの企業向けソーシャル・ソフトウェアである「IBM Connections」と統一したことで、一部使用権が同梱されるConnectionsと同一の操作性を提供し、Notes9からソーシャル機能の活用が容易になります。また、ユーザーの活動状況をタイムライン表示する「Activity Stream」に対応したことで、Connections上で行われるつぶやきやさまざまな活動状況の通知のほか、SAPやCognos、TwitterやFacebookといった外部の複数システムから「承認」や「返答」を求める作業依頼の通知を一つのタイムライン画面に表示します。さらに、Notes9には外部システムを画面内に埋め込む「Embedded Experience」という機能に対応しており、外部システムでの作業をシステム毎に操作ウィンドウを立ち上げることなく、単一画面で作業ができます。
Notesのメールやカレンダーなどの機能をスマートフォンで活用するための「Traveler」は、本日発表の新バージョンにより、従来から対応しているiOSやAndroid OSに加えて、Windows PhoneやWindows RTやWindows 8 ProといったOSにも対応できるようになります。また、Notesでは、申請・承認のプロセスなどを実装した業務アプリケーションを開発できますが、新バージョンでは、Web技術を採用したNotesアプリケーション開発技術「XPages」の各種機能を強化し、かつ、オープンソースのJavaScriptライブラリー「Dojo」においてモバイル・デバイス向けの機能を追加したバージョン1.7.2を提供することで、さらに利便性の高いアプリケーション開発が可能となりました。
(*1)1,000ユーザー以下の企業・団体を対象とした料金。1,000ユーザーを超える企業・団体については、サーバー構成およびユーザー数による課金体系が適用されます。
(*2)「IBM Notes/Domino 9.0 Social Edition」の英語版は3月21日から提供(ダウンロード)を開始します。日本語版の提供は4月以降の予定です。
(*3)IDC Japan株式会社「国内コラボレーティブ/コンテンツアプリケーション市場 2011年の実績と2012年〜2016年の予測」(2012年9月, IDC #J12310108)より
以上
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