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三井住友銀行、インド・カナダの金融大手とインドに特化したインフラファンドを設立
コタック・マヒンドラ・グループ、ブルックフィールド・アセット・マネジメントとの
インド・インフラファンド設立について
株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、インド民間大手総合金融グループであるコタック・マヒンドラ・グループ(Kotak Mahindra group、以下「コタックグループ」)及びカナダの大手資産運用会社であるブルックフィールド・アセット・マネジメントと、インドに特化したインフラファンドの設立に向け協働して参りましたが、今般、株式会社国際協力銀行(以下、「JBIC」)等と共に、ファンド設立の出資契約を締結致しました。
当ファンドは、今後も成長が見込まれるインドにおけるインフラ市場を投資対象とするものです。コタックグループの資産運用子会社が資産運用を担当、当行は当該ファンドに出資すると共に、インフラファイナンス、プロジェクトファイナンス分野の高い専門性を提供し、運営の一部にも参画します。また、ファンド運営で豊富な実績を持つブルックフィールドも当行同様、出資に加え運営をサポートします。
当ファンドは、当初約90百万米ドルにて運営を開始し、(当行及びJBICは、それぞれ最大22百万米ドルを出資予定)、機関投資家等へのインド・インフラ市場への投資機会を提供しつつ、当行による追加出資も含め、最終的には250百万米ドルまで規模を拡大することを目指しております。
当行は、今後のファンド運営を通じ、成長市場であるインドにおいて多面的にビジネスチャンスの拡大を図ると共に、当行及びコタックグループのインド・インフラ市場におけるネットワークを活用し、同市場におけるビジネス機会を目指す当行のお客様のニーズにもお応えして参ります。
(参考)
・コタックグループの概要(2012年12月末時点)
設立:1985年(ノンバンクとして設立後、2003年に銀行免許を取得)
本店所在地:36−38A,Nariman Bhavan,227 Nariman Point,Mumbai,−400 001 India
拠点:約2,100
従業員数:約22,500人
連結総資産:1兆9,300億円
連結自己資本比率:14.8%
・ブルックフィールド・アセット・マネジメントの概要(2012年12月末時点)
設立:1899年
本店所在地:Brookfield Place,Suite 300,Bay Wellington Tower,181 Bay Street,Box 762,Toronto,Ontario,Canada
拠点:約100拠点
従業員数:約23,000人
総運用資産:1,810億米ドル
・ファンドの概要
ファンド名称:Core Infrastructure India Fund Pte Ltd.
ファンド運営会社:Kotak Mahindra(UK)Ltd.,Singapore branch(コタックグループ100%子会社)
当初ファンド総額:約90百万米ドル(うち、当行22百万米ドル、JBIC 22百万米ドル)
投資対象:インドにおけるインフラ事業体(発電、交通(道路、港湾、空港等)、上下水道、パイプライ
・当行とコタックグループの関係
2010年6月にコタックグループの中核であるコタック・マヒンドラ銀行との間で、増資引受並びに包括的な業務提携契約を締結しております。
以上