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サイボウズ、Excelファイルのクラウドアプリへの自動変換など「kintone」を大幅アップデート
Excelファイルをクラウドアプリに自動変換する機能を搭載し、
データとソーシャルを融合する新しい社内SNS機能のβ版を提供開始
クラウド型ビジネスアプリ「kintone」が大幅アップデート
サイボウズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:青野 慶久)は、独自開発のクラウド基盤「cybozu.com」上で提供するビジネスアプリ基盤「kintone」を2013年3月10日(日)にアップデートし、業務で利用しているExcelファイルを自動でクラウドアプリに変換する機能と、データベースとソーシャルを融合する新しい社内SNS機能「スペース」と「ピープル」のβ版を提供開始したことを発表します。
「kintone」は、リリースから約1年で導入社数が500社を越えました。今回のアップデートで使い勝手を向上させる20個以上の新機能、100箇所以上の改修を実施し、より現場で使いやすいクラウドサービスへと進化しました。
■Excelの使いやすさを残した、クラウド型データベースアプリを構築
新機能「Excelからのアプリ作成」では、アプリ作成画面でExcelファイルを選択し、読み込むことで「kintone」が最適なフィールド設定を判断し、アプリケーションを自動的に作成します。Excelファイルに登録されていたデータも同時に移行できます。(図1)
〔(図1)Excel移行の手順はワンクリックで〕
*画像は添付の関連資料「図1〜7」を参照
アプリケーションの一覧画面はExcelの使い勝手のまま、列の幅調整・列毎のソート・条件による絞り込みやグラフ作成・一覧画面での編集が可能です。(図2)
〔(図2)Excelの使いやすさそのままに、絞込みやグラフ作成、一覧画面での編集ができる〕
*画像は添付の関連資料「図1〜7」を参照
1行のデータ毎に詳細画面があるため、顧客や案件詳細情報を見間違えることなく正確に閲覧・編集できることが特徴です。また、詳細画面にはコメント書き込みが可能で、従来は別途メールや口頭などでやり取りしたコミュニケーションをデータ情報と紐づけて管理できることも「kintone」ならではの使い勝手です。(図3)
〔(図3)各データの詳細画面:データ1つ1つにコメントによるコミュニケーションができる〕
*画像は添付の関連資料「図1〜7」を参照
さらに、クラウドサービスならではの外出先からのアクセスの簡便性やスマートフォン・タブレット端末での快適な操作性を提供しています。
このような特徴や使い勝手により、Excelからの移行をさらに快適に進めます。
今回のアップデートは、「kintone」の利用者アンケートの結果を反映しました。(図4)契約ユーザーの約6割の利用目的が「顧客管理」または「案件管理」と呼ばれる営業支援であり、従来Excelファイルで管理していた情報からの移行でした。「kintone」導入前は、チーム内でひとつのExcelファイルに顧客リストや案件進捗の管理をしており、経年経過とともに多数の課題を抱えていました。
〔(図4)アップデートの背景:契約ユーザーの6割がExcelの課題解決が目的だった〕
*画像は添付の関連資料「図1〜7」を参照
■kintoneアプリストアもリニューアル。アプリが1クリックで追加可能
業務ですぐに使えるビジネスアプリを提供している「kintoneアプリストア」もリニューアル。従来の、テンプレートファイルをダウンロードして自社環境にインストールする形式から、自社環境内でアプリを選ぶだけですぐに追加できるようになりました。
アプリを追加するまでの作業を大幅に減らし、わずか1クリックで追加可能です。業務に使えそうなアプリがあったときに、ますますお試ししやすくなりました。(図5)
〔(図5)「このアプリを追加」の1クリックでアプリが追加可能に〕
*画像は添付の関連資料「図1〜7」を参照
■業務効率を上げる、一歩進んだ社内SNS機能「スペース」と「ピープル」(β版)
データベースとソーシャルを融合する新しい社内SNS機能「スペース(β版)」は、業務で必要なデータとそれに関連するメンバーのコミュニケーションを1つにまとめる場、ソーシャル時代の新しいワークスペースの機能です。「スペース」ではトピックごとに掲示板を作成し、業務連絡やディスカッションをメンバー内で行えます。(図6)
さらに、ディスカッションに必要なデータが蓄積されたkintoneアプリをスペース内に簡単に表示できるので、データを見ながらディスカッションをするなど、業務効率を飛躍的に向上させる使い方が可能です。
〔(図6)「スペース」はメンバー内でデータを共有し議論できる(図は営業部スペース)〕
*画像は添付の関連資料「図1〜7」を参照
社内SNSを実現するもうひとつの新機能は「ピープル(β版)」です。
kintoneの登録ユーザー1人1人が個人のタイムラインを持ち、自由に情報発信ができます。フォロー/アンフォロー、メンション、発言へのいいね!ボタンなど、一般的なSNSと同様の機能があり、社内ネットワークの交流を手助けします。(図7)
〔(図7)社内SNSを実現する「ピープル」機能〕
*画像は添付の関連資料「図1〜7」を参照
※「スペース」および「ピープル」はβ版での提供となります。予告なく機能の仕様変更が実施される可能性がございます。
<その他に新しく搭載された機能>
時間計算、カレンダービュー、おすすめグラフ、Skype連携、ルックアップフィールドへのテーブル設定、フィールドのグループ化、自分宛通知など詳細のアップデート内容
https://kintone.cybozu.com/jp/support/update/130310.html
■リリースから約1年で導入企業が500社を突破
「kintone」は、2011年11月のサービスリリース以来順調に利用者が増加し、1年4ヶ月が経過した現在(2013年3月)では、導入企業数が500社を超えました。年4回のメジャーアップデートにより機能・デザイン・パフォーマンスの改善を重ね、大企業での導入検討も増加しています。
■「kintone on cybozu.com」概要 https://kintone.cybozu.com/jp/
「kintone」は、用途にあわせてwebデータベース型の業務アプリを構築できるサービスです。営業の案件管理、お客様からの問い合せ履歴やクレーム対応の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報などをwebアプリケーション化により効率化します。アプリケーションはノンプログラミングで誰でも簡単に構築することができます。1ユーザー当たり月額880円(税抜き)でご利用いただけます。
■「cybozu.com」概要 https://www.cybozu.com/jp/
「cybozu.com」は、サイボウズが独自に開発したクラウド基盤です。特徴はセキュリティの高さ。ログイン画面において各企業の希望に応じたサブドメインを付与するほか、IPアドレス制限やBASIC認証などの一般的なセキュリティ機能を無料でご提供します。
■サービスに関するお問い合わせ先
サイボウズインフォメーションセンター
contactus@cybozu.co.jp
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http://cybozu.co.jp/company/copyright/other_companies_trademark.html