アシスト、「サーバアクセス管理ソリューション」として「ID棚卸キット」を提供

アシスト、「サーバアクセス管理ソリューション」の第２弾を展開
〜　様々な業務システムの煩雑なID棚卸業務をエージェントレスで自動化する
　　「ID棚卸キット」提供開始　〜



　株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、取締役社長：大塚辰男、略記：アシスト）は、「サーバアクセス管理ソリューション」展開の第２弾として、企業内にある様々な業務システムの煩雑なID情報の棚卸業務を自動化する「ID棚卸キット」の提供を３月７日より開始します。

　企業には様々な業務システムが存在し、セキュリティ面から厳格なアクセス管理が求められる一方、業務システムごとにOS、データベース、アプリケーション固有のID情報が存在するため、管理が非常に煩雑なものになっています。また、各システムに登録されているID情報が在籍している社員のものか、役職や部署、役割に応じた適正なアクセス権限が付与されているかを定期的にチェックおよび保守していくID棚卸業務は監査対応において必要不可欠でありながら、複数システムに分散するID情報を手作業で管理している企業も多く、自動化を望む声が寄せられていました。アシストでは、このような要望に応えるために、株式会社インテック（本社：富山県富山市、代表取締役社長：滝澤　光樹）の製品ナレッジをベースに共同企画し、各種業務システム用のID情報のデータ収集テンプレートを独自にバンドルしたオリジナル製品「ID棚卸キット」の提供を開始します。

　「ID棚卸キット」は、各業務システムに存在している特権IDやシステム固有のID情報（OS、OracleやPostgreSQLをはじめとする各種データベース、Active　Directory／LDAPディレクトリ、グループウェアなどの各種アプリケーションに登録されているID情報）等を抽出し、監査対応のID棚卸業務に必要な各種レポートを出力したり、人事システム等の源泉情報（ID情報）やID統合管理システムとの差異を自動的に突き合わせします。「ID棚卸キット」を利用すると、退職者アカウントの削除や、不正登録アカウント、長期間ログインされていないアカウント、パスワード未変更アカウントなどの把握といった、定期的なID棚卸業務を効率的に実施することができるため、セキュリティ・レベルの維持や監査対応への備えとしても非常に有効です。また「ID棚卸キット」では、企業内に分散する全業務システムにエージェントを導入することなくサーバ１台で全ID棚卸業務を実施するため、コスト・パフォーマンスの高い構成となっています。

　アシストでは、ID棚卸業務の効率化に焦点をおいた単体での販売に加え、IT全般統制対応　内部統制評価支援ツール「監査れポータル」、ID統合管理ツール「LDAP　Manager」、２月４日に発表した「特権ID管理ソリューション」といったアシストが提供する製品／ソリューションの導入効果をより高めるためのツールとして「ID棚卸キット」を位置づけ、２０１３年末までの販売目標として１０社への導入を目指しています。


■「ID棚卸キット」について
　ID棚卸キットは、各業務システムに存在している特権IDやシステム固有のID情報等を抽出し、レポート出力したり、人事システム等の源泉情報（ID情報）やID統合管理システムとの差異を自動突き合わせするモジュールです。

　稼働環境：Microsoft　Windows　Server
　販売価格：２００万円（税別）
　※プロダクト・サポート料金　３０万円（年額）別途必要


■株式会社アシストについて
　代表取締役会長：ビル・トッテン
　取締役社長：大塚　辰男
　設立：１９７２年３月
　社員数：８３０名（２０１２年４月１日現在）
　本社：東京都千代田区九段北４−２−１
　URL：http://www.ashisuto.co.jp/

　アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年は、新スローガン（「お客様の最高」のために）のもと、この３分野にさらに注力し、商用だけでなくオープンソース・ソフトウェアを含め顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品／サービスの提供を一層強化し、活動していきます。



※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。



〔システム構成イメージ図〕

　＊画像は添付の関連資料「イメージ図」を参照