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日立化成、中国南通で機能性樹脂など製造の工場が本格稼働を開始
中国南通の製造子会社の工場が本格稼働開始
−中国における機能性樹脂・化学素材事業を強化・拡大−
日立化成株式会社(本社:東京、執行役社長:田中 一行、資本金:155億円、以下、日立化成)の子会社である日立化成工業(南通)化工有限公司(以下、日立化成(南通))は、中国における新たな機能性樹脂・化学素材の製造・販売拠点として、このたび、工場の本格稼働を開始しました。
中国では内需の拡大に伴い、建材・自動車用塗料や食品包装用資材、スマートフォンをはじめとする電子機器等に使用される機能性樹脂・化学素材の需要が高まっており、その市場は年率約8%のペースで伸張しています。
日立化成では、これらの旺盛な需要に対応するため、2011年4月に日立化成(南通)を設立し、工場の建設を進めていたものです。
日立化成(南通)の稼働により、日立化成グループの機能性樹脂・化学素材の製造拠点は、日本、マレーシア、中国・東莞と合わせて4拠点となりました。東アジア・アセアン地域における需要を取り込み、機能性樹脂・化学素材事業の一層の強化・拡大をめざします。
また、日立化成(南通)では、機能性樹脂・化学素材に加え、太陽電池用導電フィルム「CFシリーズ」の生産も計画しており、2013年度第2四半期中の稼働開始に向けて工場の建設を進めています。
=ご参考=
<日立化成(南通)の概要>
社名:日立化成工業(南通)化工有限公司
所在地:中国江蘇省南通経済技術開発区工業三区通達路77号
代表者:董事長 野村 好弘、総経理 八崎 達也
事業内容:機能性樹脂・化学素材(エポキシ樹脂硬化剤、アクリレート、塗料用樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、電気絶縁ワニス)、太陽電池用導電フィルムの製造および販売
資本金:5千5百万USドル
設立:2011年4月29日
株主:日立化成グループ 100%
従業員数:約80名(2012年12月末現在)
※参考画像は、添付の関連資料を参照
以上