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富士重工、ジュネーブモーターショーで「SUBARU VIZIV CONCEPT」を公開

2013-03-09

富士重工業 2013年ジュネーブモーターショーで「SUBARU VIZIV CONCEPT」を世界初公開


 富士重工業は、本日、スイスで開催中の2013年ジュネーブモーターショーにおいて、「SUBARU VIZIV CONCEPT(スバル ヴィジヴ コンセプト)」を世界初公開しました。


 ※製品画像は、添付の関連資料を参照


 「SUBARU VIZIV CONCEPT」は、スバルブランドを将来にわたり高めていく新デザイン、新技術の方向性を示し、「安心と愉しさ」という価値を表現した、次世代クロスオーバーコンセプトです。モデル名にある「VIZIV」は「Vision for Innovation」を語源とする造語で、革新のための未来像として、ブランドの方向性を示すコンセプトカーであることを表現しました。
 スバルグローバルサイト(http://www.subaru-global.com/ms2013/geneva/)では、専用サイトを更新し、「SUBARU VIZIV CONCEPT」の画像をはじめ、プレスカンファレンスの映像等を配信する予定です。


【特長】

■エクステリアデザイン
 あらゆる路面状況、走行環境においても高効率・高性能を発揮する次世代クロスオーバーコンセプトを新たなスバルのデザインフィロソフィを用いて表現しました。
 シンプルでクリーンな面と線の構成をデザインの基本にし、塊感のあるボディと凝縮感のあるキャビンの理想的なバランスを追求しました。
 フロントデザインは、スバル車に共通するモチーフを大胆に強調したデザインとしました。より大きく立体感を強めたグリルをメインテーマに、グリルからつながるフロント全体を塊感のあるダイナミックなデザインとしました。
 ボディサイドのデザインは、シンプルで力強いモチーフで構成されています。全体的に張り出した一体感のあるフェンダーと厚みのあるドアパネル造形により躍動感のあるサイドビューをデザインしました。
 アッパーキャビンは、シューティングブレイクを想起させるウィンドウグラフィックを際立たせ、厚みのあるボディパネルのデザインとコントラストを持たせることで、スポーティで引き締まったサイドビューを演出します。
 リヤデザインにも、フロントデザインと一貫したスバルモチーフを採用。特徴的なスバルのモチーフでデザインされたリヤコンビランプと、そのランプに囲われたヘキサゴンシェイプのパネルを中心に立体的で張り出し感のある造形としました。
 エクステリアカラーには「ミストラル シルバーメタリック」を採用。SUBARU VIZIV CONCEPTのダイナミックでスタイリッシュなエクステリアデザインを引き立てます。

■インテリアデザイン
 インテリアデザインもエクステリアデザインに共通するダイナミックな走りを予感させるデザイン表現に加え、ディテールパーツの繊細な作り込みにもこだわりました。乗る人全てにスバルならではの機能、安心、愉しさ、そして本物感を表現するインテリア空間を表現しました。
 コックピットはドライバーの操縦性、操作性を重視したインストルメンタルパネルのレイアウトとし、スバルの先進運転支援システムEyeSightの作動状況等が表示されます。中央には視認性に優れたユニークな円筒型のタコメータースピードメーターを配し、機能とスポーティさを両立しました。
 助手席前方及び後席にも専用のインフォメーションディスプレイを設置し、運転の愉しさを共有します。

■パッケージング
 2ドア、4シーターのスタイリッシュでスポーティなボディながら、スバルの開発思想である「人を中心にしたクルマづくり」を実現した、ロングツーリングでも大人4人が快適にドライブを楽しめるパッケージングとしました。
 後輪を100%モーター駆動にすることでプロペラシャフトがなくなり、低いフロアを実現することで、コンパクトながら後席乗員のひざ周りの広さを確保したパッケージングが可能となりました。

■パワーユニット
 スバルの将来パワーユニットの一つの提案として、「Subaru Boxer Diesel Hybrid」を搭載。2.0Lスバルボクサーディーゼルと高トルク対応型リニアトロニック(CVT)に、フロントには駆動・発電兼用の1モーター、リヤには駆動専用の独立2モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用しました。環境性能、走行性能を高次元で実現することで、「安心と愉しさ」の走りを一層高めます。
 低速域や都市部ではモーターによる発進、駆動を、高速走行時にはディーゼルエンジンと高効率リニアトロニックにより、各パワーユニットの得意領域をシーンに合わせ最適に使い分けることで高い燃費性能を実現します。
 「Hybrid SI−DRIVE」を採用し、"インテリジェント"、"スポーツ"モードに加え、EyeSightとの協調制御による"エコクルーズ"モードを設定。EyeSightが捕捉、検知する走行状況に応じてエンジンとモーターの出力を緻密に制御し、安全と環境性能に配慮したインテリジェントドライブも可能にしました。

■AWD、駆動システム
 スバルの次世代AWD技術のひとつとして、「リヤ独立モーター駆動タイプシンメトリカルAWD」を搭載しました。4輪マネジメントという開発思想に基づき、AWD技術を磨きあげてきたスバルのノウハウを発展させ、走行環境、路面状況に応じて4輪を緻密に制御するスバルAWDシステムの新しい提案です。
 後輪駆動専用の2つのモーターは、左右の駆動力を自由自在に制御します。また、フロントモーターとリヤモーターとの協調制御により、前後輪の駆動力もコントロールし、スバルならではのアクティブセイフティ性能を高めます。具体的には、ハンドルを切った時はリヤの駆動力を増やし、ドライバーの操作に俊敏に反応する特性にし、ハンドルを戻した時にはフロントの駆動力を増やし、安定性重視の特性にします。
 ストップ&ゴーを繰り返す都市部では、発進時には全輪をモーターで駆動し、トルクフルで低燃費、静粛性の高い発進、加速を実現します。
 コーナリング時には旋回外側後輪のトルクを増やし、内側は減らす制御を行うことで、クルマに内向きのヨーモーメントを発生させ、極めてクイックかつスムーズなオン・ザ・レール感覚のコーナリングを実現します。
 加速や走破性だけでなく、駆動力をクルマを曲げることに使うこの画期的なAWDシステムにより、ドライバーの意のままのコーナリング性能、クルマを操る歓びは勿論、優れた操縦安定性がもたらす深い安心感を提供します。
 後輪左右の駆動力を独立で制御することにより、最小回転半径をコンパクトにし、取り回しの良さも向上しています。


【主な仕様】
 ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,320×1,900×1,510mm
 ホイールベース:2,640mm
 エンジン:2.0L水平対向4気筒DOHCディーゼルターボエンジン
 トランスミッション:リニアトロニック(CVT)
 モーター:埋め込み式永久磁石 フロント×1 リヤ×2
 バッテリー:リチウムイオンバッテリー
 AWDシステム:リヤ独立モーター駆動タイプシンメトリカルAWDシステム
 タイヤサイズ:245/45 ZR20
 乗車定員:4名

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