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CTC、プライベートクラウドソリューション「VM Pool」のラインナップを拡充

2013-03-09

CTC、プライベートクラウドソリューション「VM Pool」を拡充
マイクロソフト社仮想化製品新バージョンに対応したソリューションを追加



 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、様々なベンダーのサーバ、ストレージ、仮想ミドルウェアを組み合わせ、あらかじめ最適なシステムとして検証したCTC独自のプライベートクラウドソリューション「VM Pool(ヴイエム・プール)」のラインナップを拡充します。マイクロソフト社の仮想化ソフトウェア新バージョン「Microsoft Windows Server 2012 Hyper−V」がリリースされたことを受け、「VM Pool Hyper−V」を新バージョンに対応させて、統合システム運用・管理ソフトウェア「Microsoft System Center 2012 SP1」と組み合わせた新しいプライベートクラウド基盤「VM Pool Hyper−V 2012」の提供を本日から開始します。ストレージハードウェアやソフトウェア、システム構築などを含め、3年間で30億円の売上を目指します。

 昨今、自社のITインフラをプライベートクラウドの形態で再編する手法が一般的になりました。それに伴い、これまで以上にITインフラ環境へのニーズも多様化し、柔軟性が求められるようになっています。
 VM Poolは、サーバやデータベース、アプリケーションといったコンポーネントを事前検証済みの最適なハードウェア・ミドルウェアの組み合わせによって構成し、設計ポイントを含めシステム構成をテンプレート化して、IT統合基盤を迅速に提供するソリューションです。CTCでは、2007年12月より仮想化統合インフラVM Poolの販売を開始しており、VM Pool Hyper−VについてもVM Poolシリーズのリリース当時から提供してきました。今回、その実績とマルチベンダーの強みを活かし、VM PoolのラインナップにMicrosoft Windows Server 2012 Hyper−V対応のソリューション「VM Pool Hyper−V 2012」を追加します。さらにプライベートクラウド基盤の機能性を高めるためにMicrosoft System Center 2012 SP1の機能も合わせて提供します。
 VM Pool Hyper−V 2012はマイクロソフト社製品のサーバ仮想化に最適な仮想化ソフトウェア、サーバ、ストレージを組み合わせた仮想化統合インフラで、システム設計・構築及び仮想化環境の管理を容易にするとともに、導入期間の短縮化を実現します。

 VM Pool Hyper−V 2012の対応サーバは、HP ProLiantシリーズとCisco UCSシリーズ、対応ストレージはEMC VNXシリーズとNetApp FASシリーズです。運用・管理機能として、仮想化構成管理ソフトウェア「System Center 2012 SP1 Virtual Machine Manager」、ITインフラ全体の監視ソフトウェア「System Center 2012 SP1 Operation Manager」、ITプロセスの自動化支援ソフトウェア「System Center 2012 SP1 Orchestrator」を利用可能な状態で提供します。また、オプションでITインフラ全体のバックアップソフトウェア「System Center 2012 SP1 Data Protection Manager」、対象システムのパッチ管理ソフトウェア「System Center 2012 SP1 Configuration Manager」も提供します。
 CTCでは、VM Pool Hyper−V 2012をお客様に最適な状態で導入いただくために、System Center 2012におけるマイクロソフト認定プログラム(MCP)試験の合格者を20名育成しました。これは日本における同試験合格者としては、2013年2月時点で国内No1.の保有技術者数になります。今後もお客様のプライベートクラウド環境構築を支援し、一層のプライベートクラウドビジネス強化を図ります。

 今回の発表にあたり、日本マイクロソフト株式会社からコメントを頂いております。

 日本マイクロソフトは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)のプライベートクラウドソリューション「VM Pool」のラインナップの拡充を歓迎いたします。新たに提供開始される「VMpool」は、「Windows Server 2012」、「System Center 2012 SP1」と各社のハードウェアの組み合わせに最適化されており、高い信頼性と集約率を実現したプライベートクラウドソリューションをお客様に提供できるものと期待しております。弊社は、今後ともCTCとのパートナーシップにより、お客様のビジネスニーズにお応えできる最適なソリューションを提供して参ります。

 日本マイクロソフト株式会社
 業務執行役員 サーバープラットフォームビジネス本部 本部長
 梅田成二


関連して、以下のセミナーを行います。

<関連セミナー情報>
 名称:System Center 2012 徹底活用セミナー 仮想環境における運用と利用の新しい関係とは?
 日時:2013年3月15日(金) 10:00〜12:00(受付開始 9:30)
 会場:CTC霞が関本社 20Fセミナールーム
 詳細:http://spider.ctc-g.co.jp/web/fm/mkt/2012189g


<VM Poolシリーズについて>
 標準基本設計に基づいた検証済みの状態でソフトウェア及びハードウェアを提供、並びに各種テンプレートの利用で短期間でのシステム導入を実現しています。VM Poolは、2007年12月より販売を開始し200社を超える豊富な導入実績があります。また、関連サービスとして、プライベートクラウド実現の構想立案を行うコンサルティングサービス「SOIDEAL」や複雑なプライベートクラウド環境における運用課題を解決する「リモート運用サービスRePlavail」等があります。


※Microsoft、Windows Server、Hyper−Vは、米国Microsoft Corporationの米国、日本及びその他の国における登録商標または商標です。
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。



以上


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