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キヤノンITS、高機能画像処理ライブラリー「RobustFinder 10.0」を販売
高機能画像処理ライブラリー「RobustFinder 10.0」を販売開始
キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:浅田 和則、以下キヤノンITS)は、画像処理アプリケーションに必要な機能を網羅した画像処理ライブラリー「RobustFinder 10.0(ロバストファインダー)」を2013年3月4日より販売開始します。
*参考画像は添付の関連資料を参照
■高速・高精度なライブラリー。製造工程をはじめ工程の省力化・効率化を実現!
「RobustFinder」は画像処理および解析用に設計されたキヤノンITSオリジナルのマシンビジョン用 画像処理ライブラリーです。検査・認識などのニーズにカスタム対応でき、お客さまの画像処理システムの構築をサポートします。さらに検証用ツールを活用することにより、実際の現場のサンプリング画像を活用しながらアルゴリズムの検証を行うことができるため、アプリケーションを効率的に作成できます。したがって、アプリケーション作成期間の短縮ができコストダウンが図れます。
販売目標は、初年度100本を見込みます。
■FA業界トップクラスの高速処理を実現!
今回の強化ポイントはWindows 7(32ビット/64ビット版)への対応です。次に、第3世代インテル Coreプロセッサーとマルチコア対応になります。これにより、高速・大容量画像処理システムの構築が簡単に実現でき、今までと同じ時間内でより多くの複雑な処理ができるようになります。また従来Microsoft Visual C++のみだったスクリプトのソースコード自動生成についても、新たにMicrosoft Visual Basic.NetとMicrosoft Visual C#に対応することで、開発工数のさらなる削減をサポートします。
<キヤノンITSが提供する画像処理ソリューションについて>
キヤノンITSは、先進のマシンビジョン製品を中心に、産業・医療・セキュリティ業界に向けた画像処理ソリューションを提供しています。提供したソリューションは、高精度・高速処理が必要とされる各種検査機器、医療機器・印刷機器などに採用され、お客さまの製品品質の向上・コストの大幅な削減に役立っています。
<RobustFinder 10.0の主な仕様>
1.主な特長
・検証用ツールは、画像処理関数を対話形式かつマウス操作で簡単に検証し、作成した画像処理ロジックのスクリプトをソースコードとして自動生成することができます。
・検証用ツールで作成された各種定義ファイルは、ライブラリーからも呼び出すことができるため、画像評価の時間はもちろん、実際のプログラミングの時間も短縮できます。
・位置決め、計測、検査、認識など豊富な画像処理関数を保有したハイレベルでの汎用的なライブラリーです。
・第3世代インテル Coreプロセッサー対応とマルチコア対応により、FA業界トップクラスの画像処理速度を実現しています。
・Microsoft Visual Studioを利用したプログラミングが可能なライブラリー群です。
*参考資料は添付の関連資料を参照
2.仕様
*添付の関連資料を参照
3.動作環境
・AT互換機
・Microsoft Visual C++
・Microsoft Visual C#
・Microsoft Visual Basic.Net
・Microsoft Windows XP・Windows 7
・RAM 512MB以上
・HD 1GB以上推奨
・解像度 1024*768以上推奨
・Matrox社のハードウェアによる画像入力には、Matrox社のライブラリーが必要
4.販売価格
*添付の関連資料を参照
※Microsoft、Windows、Microsoft Visual Studioは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Matroxは、カナダMatrox社の登録商標です。
※仕様は、予告なく変更する場合があります。
●「RobustFinder」製品ページはこちら
http://im.canon-its.jp/