矢野経済研究所、ゴム・合成樹脂製手袋市場に関する調査結果を発表

ゴム・合成樹脂製手袋市場に関する調査結果


【調査要綱】
　矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のゴム・合成樹脂製手袋市場の調査を実施した。

　１．調査期間：２０１２年１１月〜２０１３年１月
　２．調査対象：ゴム・合成樹脂製手袋市場に関連する企業・団体
　３．調査方法：当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

＜ゴム・合成樹脂製手袋とは＞
　本調査におけるゴム・合成樹脂製手袋とは、医療用手袋（JIS規格品でないものを除く）、作業現場用手袋、家庭用手袋を対象としている。ただし、ディスポーザブル（使い捨て）手袋については、医療用と家庭用を含むが、作業現場用を含まない。


【調査結果サマリー】

◆２０１１年度のゴム・合成樹脂製手袋市場は５５８億円、前年度比１０４．２％と拡大
　２０１１年度のゴム・合成樹脂製手袋市場は、メーカー出荷金額ベースで５５８億円（前年度比１０４．２％）である。用途別では、医療用手袋市場が１７３億円（構成比３１．０％）、作業現場用手袋市場が２７６億円（同４９．５％）、家庭用手袋市場が１０９億円（同１９．５％）となった。

◆２０１２年度は５６７億円と予測、衛生管理や安全性に関するユーザーの意識の高まりが、手袋使用頻度の向上に結びつく
　２０１２年度のゴム・合成樹脂製手袋市場は、メーカー出荷金額ベースで５６７億円（前年度比１０１．６％）と予測する。
　ユーザーの衛生管理意識の向上や、より安全性を重視する傾向は手袋の需要増加につながっている。用途に応じた強度や柔軟性、耐油性、耐薬品性などの機能を備えた製品も多く、今後は、それら手袋の利便性、重要性の認知がさらに進むことで、一層市場が拡大するとみる。


【資料発刊】
　資料名：「２０１３年版　ゴム・合成樹脂製手袋市場の現状と展望」
　http://www.yano.co.jp/market_reports/C55101600


※以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照