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エーザイと帝國製薬、消炎鎮痛パップ剤「好及施」の中国での独占販売契約を締結
消炎鎮痛パップ剤 「好及施(R)」 中国における販売契約締結
エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび帝國製薬株式会社(本社:香川県、社長:村山昇作、以下 帝國製薬)と、消炎鎮痛パップ剤「好及施(R) (Haojishi)」に関し中国における独占販売契約を締結しました。本契約は2011年1月1日より発効いたします。
本剤「好及施(R)」は、帝國製薬が製造している消炎鎮痛パップ剤の中国向け製品で、サリチル酸グリコール、メントールなどを主成分とする、消炎鎮痛パップ剤です。中国では処方薬として1997年に承認を取得してすでに販売されています。冷感タイプと温感タイプの2種類があり、急性打撲傷・疼痛には冷感タイプ、慢性の痛みには温感タイプが使用されています。
中国における現在の総代理店と帝國製薬との契約が2010年12月末をもって満了することから、これを当社の中国子会社である衛材(中国)薬業有限公司(Eisai China Inc., 江蘇省・蘇州市)に販売移管します。帝國製薬から完成品の供給を受けて、衛材(中国)薬業有限公司が出荷します。
現在、衛材(中国)薬業有限公司は、中国において末梢性神経障害治療剤「メチコバールR」を軸に、筋緊張改善剤「ミオナール(R)」を含め整形外科領域を強化しており、これらの製品に消炎鎮痛パップ剤「好及施(R)」が加わることで整形外科領域における製品ラインアップが充実・強化されます。そして、中国における整形外科関連の患者様とそのご家族の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。
以上
※ 製品画像は、関連資料参照