天野実業、２０１３年の事業方針を発表

２０１３年　天野実業　事業方針
５年連続の過去最高売上高の更新とさらなる成長に向けて

〜　JPタワー商業施設「KITTE」（キッテ）内に、初のアンテナショップ
　　『アマノ　フリーズドライステーション』を出店　〜


　天野実業株式会社（本社　広島、社長　吉岡信一）は、アサヒグループ「中期経営計画２０１２」の最終年度となる２０１２年、基幹ブランドのラインアップ拡充や「減塩おみそ汁」シリーズなど新商品の発売、首都圏を中心に量販業態での取り扱い店舗数の拡大に取り組み、過去最高となる売上高１９７億円（前年比１１１％）を達成しました。

　本年からはじまるアサヒグループ「中期経営計画２０１５」においては、フリーズドライ技術を「強み」として新価値・新需要の創造に取り組みさらなる成長を図るとともに、フリーズドライ技術の革新や販売チャネルの選択と集中などによる収益性の向上を目指します。
　初年度となる２０１３年は、アサヒグループのグループ会社となった２００８年から５年連続で過去最高を更新することとなる売上高２１３億円（前年比１０８％）を目指します。


＜２０１２年　概況＞
　天野実業は２０１２年、主力であるフリーズドライ固形みそ汁のほか、「カレー」や「小さめどんぶり」、「にゅうめん」といった基幹ブランドのラインアップの拡充、お客様のご要望をもとに発売した「減塩おみそ汁」シリーズといった新商品の発売、首都圏を中心とした量販業態での取り扱い店舗数の拡大に注力した結果、過去最高となる売上高１９７億円（前年比１１１％）を達成しました。
　また、里庄第一工場（岡山県里庄町）にフリーズドライ専用の製造棟を増築、２０１２年１０月より稼動を開始しました。これにより、主力であるフリーズドライ固形みそ汁などの製造能力が約４，０００万食分向上して１億８，０００万食となり、今後のさらなる成長に向けた安定供給体制を確立しました。


＜２０１３年　方針＞
　２０１３年の天野実業は、「みそ汁」「カレー」「にゅうめん」「小さめどんぶり」といった基幹ブランドの活性化や新たな価値の提案、量販業態での取り扱い店舗数の拡大のほか、宅配企業や職域販売などの新規チャネルの開拓に引き続き取り組みます。また、積極的な広告販促活動の展開や天野実業としては初めてフリーズドライ商品の魅力を訴求するアンテナショップを東京に出店するなど、"アマノフーズ"ブランドの知名度向上を図り、さらなる成長を目指します。
　アンテナショップ『アマノ　フリーズドライステーション』は情報発信拠点として、基幹ブランドの各種商品のほか、同店でしか購入できない限定商品を販売することで話題を喚起し、"アマノフーズ"のフリーズドライ商品の味わいはバリエーションの豊富さを訴求します。
　また、２０１２年までに取り組んできた販売数量増に対応する安定供給体制を基盤に、２０１５年以降を見据えた中長期視点での品質向上や包装工程の強化などの生産工程効率化にも取り組みます。


＜天野実業　概要＞
　天野実業は、真空凍結乾燥（フリーズドライ）食品、粉末調味料、レトルト食品などの食品の製造・販売を行っています。フリーズドライ食品においては、国内トップレベルの技術力と製造機能を有し、お客様に高品質・高機能な商品の提供をしています。
　固形のみそ汁やスープなどを量販店などの店頭で販売する「流通販売事業」とお客様に直接商品を販売する「通信販売事業」、加工食品メーカーから即席麺などの具材・調味料の製造受託を行う「業務用販売事業」を展開しています。