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双日、豪州ミネルバ炭鉱の権益を追加取得
双日、豪州ミネルバ炭鉱の権益を追加取得し、炭鉱操業へ進出
〜 炭鉱の経営・操業ノウハウを取得し、機能拡充を進める 〜
双日株式会社は、100%子会社の双日コール・リソーシーズ社(Sojitz Coal Resources Pty Ltd)を通じ、既に45%の権益を保有している豪州の炭鉱ミネルバ・コール・ジョイント・ベンチャー(Minerva Coal Joint Venture)の権益51%を、豪州の石炭会社であるフェリックス・リソーシーズ社(Felix Resources Ltd、本社:豪州シドニー市)より追加取得することで合意しました。このことにより、双日のミネルバ炭鉱の持分権益は96%となります。
※参考画像は関連資料を参照
ミネルバ炭鉱は、年間生産量約280万トンの良質な一般炭を生産している炭鉱で、日本や韓国向けに輸出しています。また、双日は、今般、追加の51%の権益を取得することにより、本炭鉱のマジョリティーをもつこととなり、このことで、海外の炭鉱経営・操業機能を直接保有する唯一の商社となります。
同炭鉱における年間の持分権益炭量は約130万トンから、今後、約270万トンへ倍増し、このことで双日の2011年3月末における年間持分権益全体は約700万トンへ大幅拡大します。
双日は、炭鉱の経営・操業機能を取得したことで、これらのノウハウを習得し、収益の強化を図るとともに、将来の良質な炭鉱開発の機会創出にもつなげていく考えです。さらに、今後、周辺の他銘柄炭を調達し、現地でミネルバ炭を軸に品位や価格など顧客のニーズに対応した製品への調整を行い出荷する集荷事業など、物流運営機能の高度化も進めていきます。
以上
※参考資料は関連資料を参照