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凸版印刷、容器の回収・二次利用システムを確立したUVインキ用容器を開発

2013-02-28

トッパングループ、容器の回収・二次利用システムを確立した
環境対応型UVインキ用プラスチック容器を開発
〜 使用済み容器から再生ペレットを抽出して配合、サステナブルなUVインキ容器を実現 〜



 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)、凸版印刷のパッケージ関連生産子会社であるトッパンプラスチック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:澤田清志、以下 トッパンプラスチック)、凸版物流株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:吉岡徹也)は、容器の回収・二次利用システムを確立した環境対応型UVインキ用プラスチック容器を開発。2013年3月中旬から本格的な販売を開始します。

 本製品は容器本体にポリプロピレン(PP)樹脂、フタ材にポリエチレン(PE)樹脂を使用したUVインキ容器で、従来の金属缶と比較して軽量であることから、輸送にかかるCO2を削減できます。
 このたび、本製品の使用済み容器の回収・二次利用システムを確立。使用済み容器を洗浄して乾燥・粉砕した後に再生ペレット化し、本製品製造時に3〜5割の割合で配合する、サステナブルな容器を実現しました。各社の役割としては、凸版印刷トッパンプラスチックが本製品の開発・製造・販売を、凸版物流が容器の回収を行います。


【容器の回収・二次利用システム】

 ※画像は添付の関連資料「添付画像」を参照


■開発の背景
 2011年のUVインキの市場規模は約80億円と推定されています。UVインキ容器には遮光性が求められるため、その容器は金属製が主流でした。しかし金属容器は重量もあり輸送コストがかかる上に、使用済み容器の回収システムが確立しておらず、排出方法が一元化されていないといった課題がありました。
 本製品はプラスチック製でありながら従来の金属容器と同等の遮光性と品質保持性を実現。従来の金属容器と比較して約30%軽量化したことにより、輸送にかかるCO2を削減できます。また、使用済み容器の回収・二次利用システムを確立したことにより、産業廃棄物とすることなく、再生ペレット化して容器に再利用できる仕組みを実現しました。


■本製品の特長
 ・サステナブルなUVインキ用容器
  使用済み容器を回収し、洗浄・乾燥・粉砕し再生ペレット化、再生ペレットを製品製造時に3〜5割の割合で配合して再利用するサステナブルな容器を実現しました。
 ・環境に配慮した容器
  従来の金属容器と比較して約30%の軽量化を実現、輸送にかかるCO2を削減できます。また、容器を再生利用することにより、バージン材料の使用も削減できます。
 ・従来の金属缶と同等の物性を保持
  従来の金属容器と同等の遮光性・保存適性を保持しています。


■価格
 プラスチック容器本体だけでなく回収スキームまであわせ、従来の金属容器本体と同等の価格を実現しました。


■今後の目標
 凸版印刷トッパンプラスチックは、インキ業界に向けて本製品を拡販し、2015年に約10億円の売上を目指します。
 さらに、医療・トイレタリーなど業務用製品の容器についても、それぞれ業界の特徴に合わせた容器回収・二次利用システムを展開していく予定です。



*本プレスリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。



以上


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