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第一三共子会社、高血圧症治療薬「Sevikar HCT」の欧州における販売承認を取得
高親和性ARB/Ca拮抗薬/利尿薬配合剤「Sevikar HCT(R)」の欧州における承認取得について
第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)の欧州子会社である第一三共ヨーロッパGmbH(本社:ドイツ ミュンヘン)は、12月16日付で、高血圧症治療薬であるSevikar HCT(開発番号:CS−8635)の欧州における最初の販売承認をドイツ当局より取得しましたので、お知らせいたします。
Sevikar HCTは、当社が創製した高親和性ARBのオルメサルタン メドキソミル、カルシウム拮抗薬であるアムロジピン、利尿薬であるヒドロクロロチアジドの3つの高血圧症治療薬の配合剤です。Sevikar HCTは、Sevikar(R)(オルメサルタン メドキソミルとアムロジピンの配合剤)とヒドロクロロチアジド錠の併用、またはOlmetec Plus(R)(オルメサルタン メドキソミルとヒドロクロロチアジドの配合剤)とアムロジピン錠の併用時で、降圧効果が認められた場合の置き換え使用を適応とします。このたび欧州で分散審査方式での承認勧告を得た後、ドイツで承認を取得しました。
現在、世界で、高血圧症の患者さんのうち3分の2以上の方々が、降圧目標達成のために2剤以上の高血圧症治療薬の投与を必要としております。当社のSevikar HCTは欧州における降圧治療の選択肢を増やすとともに、患者さんの服薬コンプライアンス向上を通した医療に一層貢献できるものと期待しております。
以上