Article Detail
三菱レイヨン、ベトナムでの水処理関連事業強化で現地会社と販売代理店契約を締結
ベトナムにおける水処理膜事業の展開について
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智仁、以下「当社」)は、このたびベトナムにおける水処理関連事業を強化するため、ベトナムのエンジニアリング会社であるGreentechnvironment Joint Stock Company(本社:ホーチミン市、代表者:Vu Pha Hai、以下「グリーンテック社」)と、販売代理店契約を結びました。当社はグリーンテック社を通じMBR(膜分離活性汚泥法)に用いられる中空糸膜フィルターを病院、ホテル、工場などの排水処理設備向けに提供していきます。
グリーンテック社は2003年に設立された従業員60名の現地資本によるエンジニアリング会社で、ベトナム国内で数多くの排水処理設備の納入実績を持ちます。おもに日系企業の工場排水や病院、ホテル向けの排水処理設備を手がけており、すでに当社製水処理膜の採用事例があります。近年ベトナムでは排水に関する規制が強化されており、排水の再利用など高度処理が可能なMBRの技術が普及しつつあります。当社は、大学や研究機関などとも協力し、ベトナムにおけるMBR市場の拡大を目指します。
【グリーンテック社概要】
会社名 :Greentech Environment Joint Stock Company
代表者 :Vu Pha Hai
従業員数 :60人
資本金 :50万ドル
設立年 :2003年9月
本社住所 :B6 Commercial house,319 Ly Thuong Kiet St.,15Ward,Dist.11,HCMC
事業内容 :下水処理工事の設計と設置