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日本ショッピングセンター協会、1月のSC販売統計調査を発表
SC販売統計調査報告 2013年1月
既存SC前年比:−0.5%
■売上高の概況
2013年1月の既存SC月間売上高の前年同月比は−0.5%で、先月に引き続き前年を下回り、前月より0.2ポイント後退した。
今月は、年始バーゲンは前年並みとの報告が目立ったが、大雪等による営業時間の短縮や来店客数の減少、特に衣料品についてはより値引率の高い商品を求める傾向が強く、客単価の減少を招いたことも一因して前年を上回ることができなかった。 テナントは、−0.2%でほぼ前年並み、一方キーテナントは−1.4%であった。
立地別でみると、郊外地域は1.0%、特にテナントは2.2%と伸長した。一方で中心地域は−1.8%、周辺地域は−1.6%と苦戦した。
地域別でみると、中国が4.4%、特に郊外が7.5%と先月に引き続き健闘している。これはリニューアル効果が大きい。一方で、北陸は−1.7%、特に中心地域では−5.4%と厳しい結果になった。
これは、大雪による来店客の減少などがあげられる。
政令指定都市別でみると、北九州市が8.1%で、リニューアル効果やイベントによる集客増などがあげられる。
*SC=ショッピングセンター
※本調査は、2011年12月末現在の全SC3,090SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し、調査したものをまとめた。
※集計SC 484SC 回収率 48.4%
※2013年よりSC総売上高(推計)は、年間総売上高のみとし、月次につきましては発表を控えさせていただきます。
*以下の資料は添付の関連資料「表1〜7」を参照
表−1 立地別・構成別 売上高伸長率
表−2 立地別・地域別 売上高伸長率
表−3 都市規模別・地域別 売上高伸長率
表−4 キーテナント業態別 売上高伸長率
表−5 立地別SC・キーテナント・テナント効率
表−6 既存SC移動平均(年間)
表−7 SC・百貨店・チェーンストア売上高前年対比