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三井化学、韓国メガネレンズ材料メーカーを子会社化
韓国メガネレンズ材料メーカー株式取得について
当社(社長:田中稔一)は、プラスチックメガネレンズモノマーの製造・販売を行っている韓国のKOC Solution社(以下「KOC」)につき、本日、株主である同社の経営陣等との間で株式譲渡契約を締結し、当社が同社発行済株式の51%を取得して子会社化することとしましたので、下記のとおりお知らせ致します。
記
1.株式取得の目的
当社は、メガネレンズモノマー事業を、2011年度中期経営計画において競争優位事業をグローバルに拡大する「世界トップ5事業」の一つとして位置づけ、当社が得意とする高屈折率分野でグローバルに拡販するとともに、2011年には低屈折率分野で全世界に販売ネットワークを持つスイスのAcomonを買収するなど、M&Aを含めた積極展開を進めております。
一方、KOCは、中〜高屈折率のプラスチックメガネレンズモノマーの製造を行い、主に中国市場に販売しております。
今回、KOCの株式取得により同社を子会社化することで、次の効果を見込んでおります。
(1)従来の製品ポートフォリオにKOCの中〜高屈折率品を加えることにより、製品ラインナップを拡充
(2)KOCが中国のメガネレンズ関連企業集積地に保有する製造・販売拠点の活用により、拡大する中国市場での当社グループ製品の拡販を強化
当社グループは、KOCの子会社化により、プラスチックメガネレンズ材料のグローバルリーダーとして、市場におけるプレゼンスをさらに強化してまいります。
2.KOCの概要
(1)商号 KOC Solution Co.,Ltd.(CEO:Dong Gyu Jang)
(2)事業内容 プラスチックメガネレンズモノマーの製造・販売
(3)本社所在地 韓国 大田市
(4)主な事業所 工場:韓国/世宗 中国/江蘇(子会社)
研究所:韓国/大田
販売:韓国/大田 中国/鎮江(子会社)、江蘇(子会社)
(5)設立 1999年10月
(6)資本金 5億ウォン(1ウォン=0.08円として約4千万円)
(7)株主構成 KOC経営陣等
(株式取得後は当社が51%保有、残り49%を現株主が保有)
以上