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昭和電工、福島県相馬郡の液化アンモニア物流基地の運営を再開

2013-02-19

液化アンモニア「エコアン(R)」、東北圏への拡販体制を構築
−相馬港 物流基地の再開と100%子会社の合併を決定−



 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、東日本大震災の津波により被災した液化アンモニアの物流基地(福島県相馬郡)を再興し、運営を再開することを決定しました。再建のための工事を本年6月から開始し、2014年3月に運営を開始する予定です。

 液化アンモニアは、合成繊維の製造や自動車・建設機械部品の金属表面処理などの工業用途の他、火力発電所やゴミ処理施設の排煙に含まれる窒素酸化物(NOx)の除去に使われており、ライフラインに欠かせない役割を担っています。また、当社の液化アンモニア「エコアン(R)」は、使用済みプラスチックを原料の一部に使用した製品で、大手電力会社からグリーン調達品として認定を受けるなど、高い評価を得ています。今後火力発電は高稼働が予想されることから、液化アンモニアについても、堅調な需要を見込んでおります。

 旧物流基地は、東北6県および新潟への出荷基地として、2010年3月に当社子会社の丸昭興業株式会社(以下、丸昭興業)の運営により相馬港で操業を開始しました。しかし東日本大震災が発生した2011年3月以降は、製造拠点である昭和電工 川崎事業所(川崎市)から直接、お客様に製品をお届けしています。大震災から約2年が経過し、操業を再開されたお客様や稼動を高めている火力発電所に対し、液化アンモニアの安定供給体制を整えるため、今般、同基地の再興を決定しました。

 さらに当社は、エコアン(R)を基礎化学品事業における主力製品として、さらなる販売強化を図るため、物流基地を当社本体の事業所として運営することを決定しました。本施策にともない、当社は丸昭興業を4月25日付で吸収合併いたします(*)。

 当社は製品・事業を通じた社会貢献を経営理念として掲げ、事業運営を行っています。
 今後もエコアン(R)をはじめとする環境・社会基盤に不可欠な製品の販売を通して、お客様・地域の期待に応えて参ります。


以上


 *2013年2月14日 当社プレスリリースご参照

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