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三菱化学、ブラジルに機能性樹脂の生産・販売会社を設立
ブラジルにおける機能性樹脂事業の拠点新設について
三菱化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:石塚博昭)は、南米に機能性樹脂事業の拠点を確立し、成長著しい現地自動車産業への販売を加速するため、下記のとおりブラジルに生産・販売新社を設立いたしました。
ブラジルにおける2012年の自動車生産台数は334万台で、南米全体の自動車生産の70%以上を占めており、今後も着実な成長が期待されています。
そのため、内外装部品など自動車用途に幅広く使用される当社の熱可塑性エラストマー(※1)「サーモラン(TM)」や、接着性樹脂(※2)「モディック(TM)」の需要が大きく伸長すると見込んでおり、現地での供給体制の確立を目指します。
(※1 ゴム弾性を有し、かつ汎用プラスチックと同じ成形機で容易に成形できる樹脂材料)
(※2 異種材料との接着性を付与したポリオレフィン系の樹脂材料)
記
1.社名
Mitsubishi Chemical Polimeros de Desempenho Ltda.
(和文:三菱化学パフォーマンスポリマーズ(ブラジル)社)
(ポルトガル語でPolimerosはPolymersを、DesempenhoはPerformanceを意味します)
2.資本金
2,000万レアル(約9億円)
3.株主
三菱化学株式会社 99%
Mitsubishi Chemical Performance Polymers,Inc.(※3) 1%
(※3 三菱化学100%出資の機能性樹脂事業北米拠点。本社:米国サウスカロライナ州)
4.所在地
ブラジル連邦共和国サンパウロ州アチバイア市
5.生産能力
オレフィン系熱可塑性エラストマー「サーモラン(TM)」 4,600トン/年
6.日程
新社設立 2012年8月末
商業生産開始 2014年第2四半期(予定)
以上
【ご参考】(*以下の資料は添付の関連資料「参考資料」を参照)
・三菱化学機能性樹脂事業の海外拠点
・三菱化学の機能性樹脂製品と主要用途