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日本百貨店協会、11月の東京地区百貨店売上高概況を発表

2010-12-23

平成22年11月 東京地区百貨店売上高概況



I.概況
 1.売上高総額 1,429億円余
 2.前年同月比 0.3%(2か月連続プラス)
 3.店頭・非店頭 店頭−1.7%(85.9%):非店頭14.5%(14.1%)の増減
           ( )内は店頭・非店頭の構成比
 4.調査対象百貨店 14社 27店(平成22年10月対比±0店)
 5.総店舗面積 945,055m2(前年同月比:−0.2%)
 6.総従業員数 20,974人(前年同月比:−1.1%)
 7.3か月移動平均値 4−6月 −4.1%、5−7月 −3.0%、6−8月 −3.5%、7−9月 −2.9%、8−10月 −1.3%、9−11月 −0.2%

 [参考]平成21年11月の売上高増減率は−11.9%(店舗数調整後)


【11月売上の特徴】
 (1)気温低下で防寒アイテムが好調に推移したが、具体的には、今年人気の高いファー付のコートのほか、セーター、マフラー、手袋、ブーツ、寝具などが活発に動いた。
 (2)年末・年始に向けた季節商材のクリスマスケーキとおせちについて、11月の受注状況は二桁増で推移している。また歳暮の動きでは、ネット受注の大幅な伸びが注目される。
 (3)24か月ぶりにプラスとなった化粧品売上の背景には、各店のコスメフェアが奏功したことのほか、9月頃から展開が始まっていた秋冬新商品の需要が、猛暑の影響で11月にずれ込んだことなどがある。
 (4)都内でもエコポイントの駆け込み需要により、家電売上が8.2%の伸びを示しており、多くの店で二桁の大幅増を記録した。
 (5)12月中旬までの都内各店の動向は、前年をクリアしている店も複数あるが、平均的には前年を若干下回る水準で推移している。


【要因】
 (1)営業日数増減 30.0日(前年同月比±0.0日)
 (2)入店客数増減(回答店舗数で見る傾向値/前年同月比)
   1)増加した:11店、2)変化なし:2店、3)減少した:7店、4)不明:2店
 (3)11月歳時記文化の日勤労感謝の日、七五三、歳暮)の売上(同上)
   1)増加した:7店、2)変化なし:5店、3)減少した:5店、4)不明:5店
 (4)翌月売上見通し(回答店舗数で見る傾向値)
   1)増加する:6店、2)変化なし:10店、3)減少する:3店、4)不明:3店


●東京地区百貨店 売上高速報
 ※添付の関連資料を参照


II.商品別の動き
 主要5品目では、家庭用品が3か月連続のプラス。マイナスは衣料品、身のまわり品、雑貨、食料品。紳士服・洋品、婦人服・洋品、菓子が2か月連続、生鮮食品が3か月連続、その他家庭用品が5か月連続のプラスとなり、家電が4か月ぶり、化粧品が全国同様24か月ぶりにプラスとなった。


【商品別売上前年比の寄与度とトレンド】
 ※添付の関連資料を参照


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