ヤマハ、「アリウス」からグランドピアノの音とタッチにこだわった電子ピアノ２製品を発売

「いつも自然にそこにあるピアノ」がコンセプトのベーシックな電子ピアノ
■グランドピアノの音とタッチにこだわったベーシックモデル

ヤマハ　電子ピアノ
ARIUS
−「アリウス」ブランドで初めて象牙調鍵盤を搭載−

　◇ロゴは添付の関連資料を参照



　ヤマハ株式会社（本社：静岡県浜松市中区中沢町１０−１、社長：梅村　充）は、「いつも自然にそこにあるピアノ」をコンセプトとした、入門用ながら高音質の電子ピアノ「アリウス」の新製品として、『YDP−１６２R／B／C／PE』『YDP−１４２R／B／C』を３月１日（金）から発売します。


＜価格と発売日＞
　品名：ヤマハ電子ピアノ　アリウス
　品番：YDP−１６２R／B／C／PE　　YDP−１４２R／B／C
　価格：オープンプライス
　発売日：３月１日（金）

　※外装カラーはYDP−１６２R／１４２Rがニューダークローズウッド調、YDP−１６２B／１４２Bがブラックウッド調、YDP−１６２C／１４２Cがライトチェリー調、YDP−１６２PEが黒色艶出し仕上げとなっています。
　◎初年度販売予定数：合計５万台


＜製品の概要＞
　当社では、ピアノ造りの伝統と先進のエレクトロニクス技術を駆使した製品づくりによって、「クラビノーバ」をはじめ、ユーザーニーズに合わせたラインアップの電子ピアノを揃え、好評を得ています。中でも「アリウス」は、「いつも自然にそこにあるピアノ」というコンセプトの下、ベーシックな機能にこだわりシンプルな入門者向け電子ピアノとして好評を得ています。


　今回発売する『YDP−１６２R／B／C／PE』および『YDP−１４２R／B／C』は、ヤマハのコンサートグランドピアノからサンプリングした高品位な「リアル・グランド・エクスプレッション（RGE）スタンダード音源」を採用しています。
　鍵盤は低音部が重く、高音部は軽くと、アコースティックピアノのタッチに近づけた、ヤマハ独自の「グレードハンマー（GH）鍵盤　象牙調仕上げ」（YDP−１６２R／B／C／PE）、「グレードハンマースタンダード（GHS）鍵盤　黒鍵マット仕上げ」（YDP−１４２R／B／C）を搭載し、グランドピアノの繊細なタッチ感を再現しています。「アリウス」初の搭載となる象牙調鍵盤は、吸湿性の高い素材を採用しているので汗をかいても滑りにくく、理想の弾き心地を保ちます。
　本体仕上げは「アリウス」としては初めて“黒色艶出し仕上げ”を採用、『YDP−１６２』では４色、『YDP−１４２』では３色のカラーバリエーションを揃えています。
　さらに楽器が持つ自然の鳴りを再現するヤマハ独自の新整音技術「アコースティック・オプティマイザー」の搭載や、小音量時に高音と低音のボリュームを自動的に調整する「インテリジェント・アコースティック・コントロール（IAC）機能」により、高品位な音響を追求しています。

　また２人同時に同じ音域で演奏できる「デュオ・モード」、コンピューターとの接続が簡単な「USB　TO　HOST」端子の搭載や、楽譜集が付属するピアノ名曲５０曲の内蔵など多彩な機能を装備しています。
詳細は以下の通りです。


＜主な特長＞
　１．コンサートグランドピアノの響きを表現する「リアル・グランド・エクスプレッション（RGE）　スタンダード音源」による豊かな表現力
　　ヤマハのコンサートグランドピアノの中で、最も録音に適した一台を選び抜き、熟練の調律師が最良の状態に調整したピアノをサンプリングに使用。音の鳴りはじめから消えゆくまでの過程を丁寧に収録した音源「RGE　スタンダード音源」を採用しました。

　２．グランドピアノのタッチに近づけた、自然な弾き心地を実現する鍵盤を搭載
　　鍵盤の重さを低音部では重く、高音部では軽くなるように、音域によって段階的に変化させることで、自然なタッチ感を実現。さらに、『YDP−１６２R／B／C／PE』では吸湿性に優れて弾き心地の良い「グレードハンマー（GH）鍵盤　象牙調仕上げ」を搭載しました。また『YDP−１４２R／B／C』では、GH　鍵盤の基本理念をそのままに引き継いだエントリーモデル向け「グレードハンマースタンダード（GHS）鍵盤　黒鍵マット仕上げ」を搭載、グランドピアノのタッチに迫る本格的なピアノ演奏が楽しめます。

　３．新技術「アコースティック・オプティマイザー」による８８音すべて一体感のある音色
　　ヤマハ独自の新整音技術「アコースティック・オプティマイザー」により、楽器内部の音の流れを物理的に調整、８８鍵盤のすべての音を、粒のそろった響きに仕上げました。

　４．音量を絞ってもバランスの取れた聞きやすい音を実現する「インテリジェント・アコースティック・コントロール（IAC）機能」
　　音量に応じて高音と低音のボリュームを自動的に調整する「IAC機能」によって、小音量で聴こえにくくなる高音や低音をバランスよく調整。ご自宅など、大きな音での演奏が難しい環境でも、質の高い音を楽しむことができます。

　５．“黒色艶出し仕上げ”を加えた豊富なカラーバリエーションと洗練されたデザイン
　　落ち着いた色合いのニューダークローズウッド調、ピアノらしい雰囲気のブラックウッド調、明るい色味のライトチェリー調、そしてこのたび「アリウス」としては初めて、アコースティックピアノを思わせる黒色艶出し仕上げ『YDP−１６２PE』を追加、豊富なカラーバリエーションの中からインテリアや好みに応じて選択が可能です。デザイン面では、『YDP−１６２』の屋根の高さを上げ、よりピアノらしく洗練されたデザインとしました。屋根下にできた空間により、音の響きも豊かになっています。また、『YDP−１６２／１４２』ともに譜面板をよりスクエアな形状にすることで、全体の印象がスタイリッシュになりました。


＜開発の背景＞
　当社の電子ピアノは、本格的なピアノ演奏を楽しめる上位モデル「クラビノーバ」、デザイン性を追求した「モーダス」、そして今回の「アリウス」といったブランドで、ユーザーニーズに合わせたラインアップ展開を行なっています。
　「アリウス」は、ユーザーの４割が１０歳以下であり、販売台数ボリュームは年々増加しています。
主に子どものピアノレッスン需要をターゲットとし、“ベーシックな機能にこだわったシンプルなピアノ”として製品開発を行っており、普及価格帯ながらも高品位なピアノ基本性能を備えた電子ピアノとして広くユーザーから好評を得ています。
　当社では、高品位な音色や機能を搭載した今回の『YDP−１６２』『YDP−１４２』の発売により、コンサートグランドピアノの表現力にこだわった電子ピアノを提供し、ピアノに初めて触れる子どもや家族に満足いただきたいと考えています。


　◇製品画像と主な仕様は添付の関連資料を参照


＊ブランド名の「ARIUS」は、「aereo（伊語、西語＝空気の）」「aeris（ラテン語＝空気）」を語源とした「軽やかな」という意味を持つ造語です。

＊文中の商品名、社名等は当社の各社の商標または登録商標です。


［この件に関するお問い合わせ先］
　ヤマハ株式会社
　　■一般の方のお問い合わせ先
　　国内営業統括部　鍵盤営業部　ピアノ企画グループ
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