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住友電工情報システム、全文検索エンジン「QuickSolution Ver.8.2」を販売開始
全文検索エンジン「QuickSolution Ver.8.2」の販売を開始
〜新発想のプッシュ型情報共有機能 スマートパネルを搭載〜
住友電工情報システム株式会社は、全文検索エンジン「QuickSolution(クイックソリューション) Ver.8.2」を開発し、2月1日より販売を開始します。
企業内における情報量はますます増大し、重要な知識や情報は埋没して見つけにくくなっています。そのため、それらの情報を効率よく的確に検索し活用すべく、大容量対応の社内検索システムのニーズが高まっています。
今回、販売を開始する「QuickSolution Ver.8.2」では、プッシュ型情報共有機能であるスマートパネルが利用できるようになりました。スマートパネルとは、利用者が「お気に入り(*1)」登録したデータの更新通知やフォロー対象として登録したフォルダ内の更新ファイルなどを画面表示するものです。これにより、自分が重要とする文書の更新情報などを随時確認できるので、検索で情報を探す前に自分の業務に関連する情報を確認できます。また、容易な操作で近傍検索(*2)・論理式検索ができる新画面やスマートフォン(スマホ)専用画面も提供するなど、操作性の改善・強化を図りました。
新たにお客様が利用できる機能は下記のとおりです。
(1)スマートパネルを追加
ログイン後の初期画面に「お気に入り更新通知」「お気に入りランキング」「フォルダフォロー」の各パネルを表示します。
・「お気に入り更新通知」:利用者が「お気に入り」登録したデータのうち元データが更新されたものを表示します。
・「お気に入りランキング」:全利用者が「お気に入り」登録したデータのランキングを表示します。
・「フォルダフォロー」:利用者がフォロー対象として登録(複数可)したフォルダ内の更新ファイルを表示します。このスマートパネルにより、利用者は検索を行うことなくプッシュ型で共有すべき最新情報が得られ、今まで以上に情報の活用が促進されます。
(2)高度な検索を実現する新画面、スマホ専用検索画面等のユーザインターフェース強化
検索画面上での簡易な操作で「近傍検索」「論理式検索」ができるようになり、高度な条件で検索したいというお客様の声を実現しました。
また、スマホ専用の検索画面を新たに追加し、外出先からでも社内文書を手軽に検索できるようになり情報活用をより一層促進できます。
(3)稼働環境変化への対応
稼働OSとしてWindows Server 2012にいち早く対応、セキュリティ面を考慮し実行環境もJava7としました。
「QuickSolution Ver.8.2」は、フルスペックのFSモデルと基本機能に絞ったDBモデルがあり、どちらのモデルもファイルサーバ、Webサーバ、RDB等を標準で検索可能です。FSモデルの本体標準価格は120〜900万円(税別)で、DBモデルの本体標準価格は80〜600万円(税別)です。
当社は、今後もますます需要が見込まれるビッグデータ時代を見据えたエンタープライズサーチの市場において、ニーズを先取りした検索エンジンの開発に取り組んでいきます。
以上
*1 お気に入り:検索結果の一覧から再度アクセスしたいデータを記録しておく、書籍の「しおり」に似た機能。
*2 近傍検索:キーワードとキーワードの距離を検索条件として絞り込むことでより適合度の高い検索を行うこと。
【補足資料】
※添付の関連資料を参照