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日本チェーンストア協会、2012暦年の販売概況を発表
平成24年暦年のチェーンストアの販売概況について
当協会の会員企業57社、7,895店舗における平成24年1月から12月までの暦年間の販売動向は、
(総販売額) 12兆5,340億円余
(対前年比) 店舗調整前98.7%・店舗調整後98.1%
となりました。
【参考】暦年ベースの販売動向
*「暦年ベースの販売動向」は添付の関連資料を参照
平成24年のチェーンストアの売上高は、梅雨明けまでは全国的に低温傾向が続き冬物商品の動きは良かったが、春物、夏物商品は苦戦しました。梅雨明け以降、夏物商品の動きは良かったが、残暑が続いたことから秋物、冬物商品が苦戦、11月以降気温の低下とともに冬物商品に動きが見られたが、野菜の相場安等も影響して全体を通じて厳しい状況が続き前年を確保することはできませんでした。
1月は、日本海側を中心とした大雪などの天候不順の影響等から苦戦しました。2月は、冬物商品の好調だったことやうるう年効果もあり7ヶ月ぶりに売上がプラスとなりました。3月は、震災後の反動から衣料品は良かったが全体をカバーできず2ヶ月ぶりのマイナスとなった。
4月は、低温が続いたことや月の初めは低気圧の猛威の影響も受ける等によりマイナスとなりました。5月は、子供の日等イベント関連は良かったが、GW後半が悪天候だったことや中旬以降気温が低かったことからマイナスとなりました。6月は、異例の台風の上陸、全国各地で大雨等の天候不順の影響もあり夏物商品の動きが鈍かった。
7月は、梅雨明け後猛暑となり夏物商品の動きが良かったが全体を押し上げるまでにはいかなかった。8月は、夏物は好調な動きを見せたが野菜の相場安、さんまの不漁等水産品の不調もありマイナスとなりました。9月は、残暑が厳しく季節商品の動きが鈍く苦戦しました。
10月は、中旬以降気温が下がるとともに秋・冬物商品の動きが出てきたが全体をカバーできませんでした。11月は、秋物・冬物商品は好調だったが野菜の相場安など食品全般が不調なことから苦戦しました。12月は、衣料品の動きが後半鈍くなりました。
以 上
*以下の参考資料は、添付の関連資料を参照
・『チェーンストア販売統計』四半期別集計表 平成24年暦年(平成24年1月〜12月期)
・『チェーンストア販売統計』〜暦年ベースの動向